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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/naoya_fujita (7)

  • 機械=軍隊領域の日常化 - the deconstruKction of right

    ■「限界ザクティ革命」の中でも話しているのだけれど、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』と『トランスフォーマー/リベンジ』について色々考えていた。この動画の中で僕は、どちらの作品も、コメディ的で萌え的でもある「日常」と、「戦争」が一直線に結びつくというセカイ系構造を共有していて、(特に『宇宙戦争』は完全にそうなのだけれど、その比較は原稿に書いたので、ここでは言いません)中間領域に当る部分が「軍隊」で占められているのは不思議に思っていた。特にヱヴァは、過剰なまでの電線と稼動する都市という、エレクトリックメディアが強調されているように思った。特に、使徒もCG性が強調されていた。 前のエントリで名前を出した『ナコイカッツィ』を見返していて、やはり、CGと軍隊とが重なって描かれるのは理由があることのように思った。このクリップを見てもらうのが一番早い。 このLife as warと題している作品では、日

    機械=軍隊領域の日常化 - the deconstruKction of right
    yuiseki
    yuiseki 2009/10/26
  • SF表象におけるサイバースペースと宗教性(メモ) - the deconstruKction of right

    とあるところに書いた原稿のアウトテイクです。ゼロアカ三次論文「非現実の祝祭」で考えていた、SF・文学とインターネットにラインを引くという構想の続きとして書かれたものです。ただ、あまりに知識不足などのため、構想自体が全く止められている状態であり、この文章自体はあまりにも文章がひどいので、没原稿だとお考えください。この方面で物事を考えていますよというアピール程度にご覧ください。「SFとインターネット」に関しては、いずれもっときちんとした形で調べてきちんとした原稿にしたいと思っております。 ・SF表象におけるサイバースペースと宗教性 サイバースペースと宗教性は、従来のSF的想像力の中でも近しいものと表象されてきた。ウィリアム・ギブスンのサイバースペース三部作二作目『カウント・ゼロ』は、サイバースペースに多神教的なヴードゥーの神々が現れるものであったし、士郎正宗『攻殻機動隊2 MANMACHIN

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    yuiseki 2009/10/26
  • システム改変的想像力の作品群 - the deconstruKction of right

    今、最後までこの記事を書いて、結構熱い文章だったのに、操作ミスで文章が全部消えて、マジでテンションがなくなっている藤田です。講談社BOXさんにご恵投いただいた至道流星さんの流水大賞作『雷撃☆SSガール』を読んで、現代における「システム改変的想像力の作品群」の重要性について延々書いていたのですが…… 仕方ないので、要点だけもう一度書き直すことにします。 現代において、エンタテイメントの想像力が、セカイ系からバトルロワイヤルのモードに変化しており、それは社会を反映しているのだというのが、宇野常寛が『ゼロ年代の想像力』で提示した見取り図であった。そしてそのバトルロワイヤルの「決断主義」の時代において、それをもたらした小泉改革のような新自由主義の政策自体は不可避だと捉えた上で、小さな共同体を作り、そこを新自由主義的なもののバッファにするという『ラストフレンズ』を代表とするような作品を、宇野は「生き

    システム改変的想像力の作品群 - the deconstruKction of right
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    yuiseki 2009/08/07
  • 『社会は存在しない』に論文掲載します。 - the deconstruKction of right

    予告していた佐藤友哉論文、「セカイ系の終わりなき終わらなさ――佐藤友哉『世界の終わりの終わり』前後について」、が、限界小説研究会編の『社会は存在しない』に掲載されて6月(予定)に出ます。この論文が書きたくて佐藤さんに会いたいという欲望から、ザクティ革命が始まったのです。来『Xamoschi』に入れるべきであったでしょうか。佐藤友哉を通し、何故セカイ系は北海道を舞台にするものが多いのか、という問題に答えようとしています。過去の佐藤友哉論文と比べても、総合的な佐藤友哉論になっているのではないかと思います。 個人的な思い入れを語れば、実はこれは商業媒体でまともな枚数で書く、デビュー論文以来の論文でした。(「ひぐらし」論とは書いた時期と掲載が前後しています)これがうまく書けないと、自分はもう終わりかもしれないと思いながら必死に書いたものです。だから割と実直な文学研究的なアプローチをしています。ゼ

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    yuiseki 2009/05/30
  • 思想地図シンポジウムレポート - the deconstruKction of right

    当だったら昨日即アップする予定でしたが、筑波批評社のみなさんと合流し、ゼロアカ参加者と混ざって朝まで飲んでしまったので朝帰りだったのと、量が膨大なので、寝てしまいました。今もノートを見ていて呆然としています。どうせ思想地図の2号に載るからいーだろとかとも思うのですが、はてな民や東浩紀スレッド住人が喜ぶだろうということを考えると、こんな無駄な作業をしてしまいます。偉大なり、ブックマーク欲しさの欲望(笑)正直言って、むちゃくちゃ面白いシンポジウムでして、僕が行った中でひょっとすると一番面白かったかもしれない。ノート10枚分ぐらいあるメモをほぼそのまま書いてしまいます。実際の発言と違う場合もありますのでご注意ください。 思想地図シンポジウム「公共性とエリート主義」姜尚中、宮台真司、鈴木謙介、北田暁大、東浩紀 打ち合わせで超盛り上がってるらしい。 北田(敬称略。すいません)の基調報告 (最低限の

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    yuiseki 2008/06/18
  • 「非日常」を楽しむ「観客」を責められはしない - the deconstruKction of right

    結局、秋葉原はアホの集まり 死人も出た殺人事件を記念撮影かなにかと勘違いしてるDQN達 所詮、2chねらやニコ厨はこんな奴の集まり。 http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00048.jpg http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00050.jpg http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00049.jpg http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00047.jpg 2chに書き込みまでしたカス http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_ul

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    yuiseki 2008/06/09
  • 加藤智大は格差社会の代弁者ではない - the deconstruKction of right

    もうひとつだけ。 アキバで虐殺した加藤は間違っていたのだろうか http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1212930515/ 加藤はおれたちの仲間 http://human7.2ch.net/test/read.cgi/dame/1212928480/ などの2ちゃんねるのスレッドで、秋葉原の通り魔の加藤智大を格差社会の代弁者で、非正規雇用の叫びのように言っている人間がいるが、これは一面で正しく、一面で間違っている。確かに、彼は優秀で東工大の大学院*1まででていて、努力して頑張ったのに、一歩足を踏み外して「派遣社員」という工場労働者になったという、現代の諸問題を引き受けているように見える。ここから、プレカリアートとか非正規雇用の屈の代弁者として賞賛する声までちらほら見えている。しかしこれが決定的な間違いであることを指摘する。 まず、彼が若

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    yuiseki 2008/06/09
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