宮崎県の東国原英夫知事(53)が、来年春に予定されている東京都知事選に立候補する意向を有力な支援者らに伝えていることが分かった。県知事の任期が満了する来年1月20日以降に正式に表明する見通しだが、衆議院が早期解散された場合は、国政に挑戦する可能性もあるという。 複数の関係者によると、東国原氏は周辺に「都知事選に出る。気持ちは9割方固まった」などと述べ、すでに都知事選に向けたマニフェスト(公約)作成にも着手。新宿区内に後援会事務所を開設する方向で、場所の選定を進めているという。 東国原氏は来年1月20日以降に支援者を集めた会合を開き、都知事選出馬の意向を明らかにするという。その後に記者会見などで正式発表するとみられる。 ただ、東国原氏は知事就任後も2度にわたって国政転出を目指し、断念したこともあり、都知事選までに政局が大きく動いた場合は、国政に転じることも視野に入れているという。 宮崎県知事