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ブックマーク / onomiyuki.com (5)

  • 「競争社会」の外側を生きる

    シェアハウスの同居人である20歳現役東大生男子がリビングのソファにうつ伏せに転がって死にかけているので何があったのかと聞くと「競争社会に疲れた」という。 一番競争に強そうな東大生でもそんな風に感じるのだなと思うと同時に、自分が「競争社会に疲れている」ことを自覚していて、かつ口に出して言える分、彼は20歳の頃の私よりもずっと大人だな、と思う。 20歳の時、私は自分が競争社会にいるなんてこと、全く気付いていなかった。それは生まれてからそれまで「競争」が当たり前だったからで、「競争社会」ではない居場所とか、違うスキームでの生き方があるなんてことはさっぱり考えもしなかったからだ。

    「競争社会」の外側を生きる
    yuiseki
    yuiseki 2016/10/20
  • 若者には欲がない? | None.

    いやね、なんでこんなこと言い出したかっていうと、最近ものすごくよく言われるんです。50overのおじさまたちに。 「最近の若い人って欲が無いよね。車とか服とか欲しくないの?今、若い人って何が欲しいの?」って。 新聞社のおじさまとか出版社のおじさまとか、バブリーな時代を経験した人ね。 「まず“若い人”とかでくくんなよ」ってイラっとくるけどまあそれは置いといて、そういう人に私は良く答える。 「欲はあるんです。でも、それは上の世代の人たちとは違う欲なんです」って。 その違う欲ってなんだろう?って今改めて考えてんだけど。 今の若い人って、なんとなくだけど承認欲求は上の世代よりずっと強いと思うんだよね。自分も含めて。 起業する人とか、人とは違う生き方を求める人が多いっていうのもそのせいじゃないかと思うし。 心のどっかが満たされないから承認してほしいわけだよね。 まあ生きてる人全員心のどっかが満たさ

    若者には欲がない? | None.
    yuiseki
    yuiseki 2014/10/07
  • うわっ…私の衛生観、低すぎ?コンビニの悪ふざけと、潔/不潔ラインについて

    連日連夜のコンビニや飲店での悪ふざけ暴露&炎上、終わる所を知らないですねぇ。 日という国は女性の顔面から原発問題、社内の人間関係にいたるまで、表面上だけは徹底してクリーンでキレイに見せることに異常な心血を注いでいる国でして、その反動なのかこういう舞台裏が一度露呈してしまうと、みなさんとても耐性がなくて、なんてゆーか、サービスの受け手としてのプライドを崩された時の日人の怒りってすさまじいよね。 そもそもコンビニもファーストフードも大した賃金で労働させてるわけじゃないし、大した対価払ってないんだから、そこでの従業員にまともな振る舞いを期待できること自体が不思議だなーと思うのだけど(たぶんあれ見て、80年代とかに大学生だったおっさん達で「やっべ俺もああいうことしてたわ」って人超いると思う)、 彼らがあそこまで吊るし上げられるのは、彼らによって飲の裏側が暴かれたことで「私たちはこれまで、当

    うわっ…私の衛生観、低すぎ?コンビニの悪ふざけと、潔/不潔ラインについて
    yuiseki
    yuiseki 2013/09/03
  • 風呂ナシ生活のスゝメ

    風呂のない家に住んで半年が経つ。 今のところ、不自由はしていない。 最初に風呂なしの家に住もう、と思ったのは、家賃をおさえる意味ももちろんあったけれど、 単純に、銭湯通いをしたかったからだ。 生活の中に、自分だけのリズム、自分なりの、人生の起点を作りたかったからだ。 昨年の11月ごろの私は、いろいろなものや人に振り回されていて、ボロボロだった。 十二指腸潰瘍になって、仕事を辞めた当時の私は、あばらが浮くほどやせこけ、夜中に胃の痛みで飛び起きるせいで昼間はいつも朦朧としていた。 人生の中に、一日の中に、自分の基準がどこにもなかった。 仕事や人間関係で膿むのは、それ自体が問題なのではなくて、 自分を棹さす地点を、どこにも持っていないからだ、と思った。 昔、家をもたず、京都や東京をふらふらしていた時の経験で、銭湯のよさは感じていた。 どうせひまな人生だ。 銭湯に行く、その30分とか1時間の時間を

    風呂ナシ生活のスゝメ
    yuiseki
    yuiseki 2013/07/19
  • 小さなメディアが生き残るために必要なものーリトケイの「リアルの情報デザイン」の意義

    私の働いている「離島経済新聞社」が、先月から「READYFOR?」で 新しいプロジェクトの資金調達を始めている。 このプロジェクトの趣旨はというと、 全国の書店に「島のを集める『島棚』を作成し、設置する&各出版社から出ている島の目録を作る」というもの。 プロジェクトの掲載終了日(7月12日午前11時)まで、あと約4日しか残されていないのだけど、ぶっちゃけ、あんまり資金が集まっていない。 出版流通の仕組みは一般の人には馴染みが薄いし、書店さんや島在住の人にはクラウドファンディングは馴染みが薄いしで、いまいちこのプロジェクトの意義が、多くの人に伝わっていない気がする。 もったいない。こんなに新しいことやってるベンチャーメディア、あんまりないのにさ。 なぜこのプロジェクトが面白いのかって? なぜなら、これは、今までの出版業界の仕組みの中では常に受け身だった弱小メディアの作り手が、リアルの場

    yuiseki
    yuiseki 2012/07/10
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