沖縄県警八重山署が公表した路上寝の状況=2014年、石垣島(画像の一部をモザイク加工しています、同署提供) 「路上寝はやめましょう」。沖縄県の石垣島(石垣市)で酒に酔って路上に寝る人が相次いでいるのを受け、八重山署は今月から警告活動を始め、17日までに石垣市の33~44歳の男女4人に警告書を出した。 路上寝は、交通妨害になるような方法で道路に寝そべってはいけないと定めた道路交通法に違反する行為。繰り返せば逮捕することも検討し、警告書にも明記した。 石垣島や近隣の島を管轄する八重山署によると、昨年1年間の管内の路上寝件数は過去7年で最も多い568件。ほとんどが石垣島で起きており、今年は昨年を上回るペース。車にひかれたり財布をとられたりする被害も目立っているという。 八重山署の嘉手苅忠夫副署長は「温暖な気候など地域的な背景はあると思うが、酒の飲み方が原因だ。本人の自覚が一番だが、周囲の