最近のSSDの普及に伴い、過去の物感が強くなってきているHDDですが、 実は謎技術の塊だったりします。 例えば読み取りのための磁気ヘッドは空気圧を使ってディスクから少し浮いています。 またヘッドは超高速で動き、かつ0.3μmぐらいの単位での位置合わせを行なっています。 まさにHDDは現代のオーパーツといえるでしょう。 HDDは一度中身を見てみたいと思っていたのですが、 最近読み取りのできなくなったHDDが手に入ったため、分解を行ったので写真をまとめておきます。 今回はヘッドのサーボ機構をメインに観察しました。 これが今回の素材です。 まずはネジを外して蓋を開けます。 中身はこんな感じ。 各部をもう少し詳しく見てみます。 アームはこんな感じ。 制御回路とヘッドを繋ぐフレキ基板の配置や長さも、恐らくヘッドの動きを邪魔にならないよう決められているのでしょう。 アームの軸と根本。 根本の所には磁石