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ブックマーク / www.2px.jp (2)

  • psycho lab. : Learn to Psychology! : 認知科学 : 計算論

    認知科学の中でもっとも重要なものの1つがこの計算論(あるいは記号論)です。 この発想のベースにはホッブスの「心の営みとは、心的な記号系(心的表象系)を処理、操作することである」という主張があって、その点から多彩な心理現象を見ようとしています。 ここでいう計算とは算数の四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)に似たようなものです。 たとえば、国語は基的な記号「文字」を「適切に結合」して「語」を作ります。そして「文」はその「語」と「語」を「適切に結合」したもの。その「文」をさらに「文」と「適切に結合」させると、このように文章になります。この考え方が計算論です。 もちろんこの計算にはルールが存在します。国語とか英語とか、そういうものなら文法や話者、著者の直感が1つのルール(法則)です。 人間にとっての身近な記号といえば、たとえば文字とか数字とか図形とか、標識なんかのマークとか、絵文字とか、そ

  • psycho lab. : Learn to Psychology! : 認知科学 : 心的表象系

    イメージは時間や場所に関係なく、心の中に思い浮かべることができます。どうとでも扱えます。 でも、何でそんなことができるのか? これに突っ込む時のキーワード、それが「心的表象系」です。定義してしまえば「イメージ(観念や概念ではない、視覚的なもの)や映像を主体とした記号」といえるでしょう。 実は心理学の創始者ともいえるヴントの時代は「内観」という手法でこのあたりにアプローチしていました。つまり当時は意識化されたイメージを報告することが問題ではなかったのです。 しかし、ビュルツブルグ学派という一派から「思考過程は必ずしも意識化されるわけではない」という反論が起き、内観の妥当性に疑問を呈しました。さらに時代は突き進むと行動主義の時代になり、内観はおろか、イメージそのものがもうすでに科学的でない、という理由で(あってもフィクションだとされた)、学問として拒否されてしまい、イメージ研究は内観によらない

    yuiseki
    yuiseki 2008/06/10
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