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ブックマーク / www.brainhackers.org (13)

  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    かねてより準備していました会社設立がほぼ完了しました。 今回の会社は、理研ベンチャーという仕組みを使って、理研の知財をライセンスしてもらうことで事業を興す形を取っています。理研ベンチャーは現在20数社あるらしいです。ぼくの会社もその一つになります。 社名は、株式会社ハコスコです。 いまのところヒトを雇用するお金も無いので、今手伝ってくれているみんなは半ばボランティアですが、早くみなさんにきちんとお給料を払えるように頑張りたいものです。 パノラマ動画アプリとカジュアルHMDを中心とした体験パッケージ提供ビジネスです。まずはパノラマ動画をHMDで見るという全天球体験を一般の人々に広めてから、次のステップとしてSRコンテンツをシレッと出して行きたいと思います。なんと言ってもSRは分かりにくいから、いくつかの中間段階を踏まないとダメだと思ってます。 でも、多分全天球映像の体験の後には、これまでの平

    yuiseki
    yuiseki 2014/05/20
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    最近、Oculus Riftとかジェミノイドとかを実際に自分で操作したり、体験したりして、SRでも色々な事をやってみて、色々考えたのを書き付けておく。 まず、Oculus Riftの広視野角というのは間違いなく正義で、あのおかげでいわゆる臨場感というのは格段に向上している。それは間違いない。 一方で、Oculus環境で見えているものは、スクリーンに通常映しているものの拡張が殆どで、コンテンツとしては殆どがこれまでの延長であることが多い。FPSなんかをOculusで遊ぶっていうのがその典型で、インターフェイスとしての没入型デバイスにすぎない使い方が多い。この場合は、別にHMDである必要もなくて、マルチウィンドウでもドーム型スクリーンでも構わない。 それと違うのは、Oculus空間内でのアヴァターとのインタラクションで、 これは明らかに前者の使い方と異なっている。例えば、ミクと視線を介したコミ

  • イシグロイドとわたし BrainHackers - Naotaka Fujii

    石黒浩というヒトは、誰が何と言っても世界トップクラスのクレイジーな科学者である。むしろマッドサイエンティストと呼んだ方が良いだろうが、それは人の狙い通りなので、その様子が僕としては悔しい。いや、正直に言うなら羨ましいとしか言いようがない。 一番はじめに作ったリプリーR1で、モデルに使った実の娘の型を取るために、ジブリ美術館に連れて行ってあげるとだまして連れ出したという微笑ましい(?)エピソードは、おそらく時効だからここで晒してもいいだろう。そして、その後に作り上げた、自分自身を模したジェミノイドHI-1、通称イシグロイドをこれから作るんですという話を聞いた数年前、このヒトはどこまでも際限なく行くのだろうなと予感した事は間違っていなかった。 最近では、テレノイド、さらには小型テレノイドと言えるエルフォイドと、思いつく限りの変態っぷりを私たちに見せつけ、もう世界中の誰も追い付くことの出来ない

    yuiseki
    yuiseki 2012/11/16
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    去年の秋からここしばらく人体改造に勤しんでいる。最初に始めたのは歯列矯正で、これは、”invisalign”っていう光造形を使ったマウスピースをはめるだけの矯正でたらづんが先にやっていて、簡単そうだったからやってみた。僕の場合、歯列はそんなにひどいものではなかったのだけど、アメリカにしばらく住んでいると、もの凄く気になるようになってた。時には、矯正した方がいいよとハッキリ言うヒトもいて、そう言う時は「お前何様?」って思ったけど、今なら分かる。自分が矯正すると、他人の歯並びがすごく気になるから。 アメリカのきちんとした家で育って、きちんとした学校に行ってるアメリカ人は、間違いなく歯並びが綺麗だ。そして、間違いなく自分が苦労して矯正したヒトは、歯並びの悪いヒトを見ると、「あーあ、このヒトはそういうヒトなんだ」って思う。歯並びを気にした事がない僕が、自分が矯正を始めた後は、アイドルの八重歯を見る

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    yuiseki 2012/05/04
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

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    yuiseki 2011/11/14
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    「精神機能の自己制御理解にもとづく思春期の人間形成支援学 領域略称名:自己制御精神」 領域番号:4301 設定期間:平成23 年度?平成27 年度 領域代表者:笠井 清登 所属機関:東京大学医学部附属病院 進化史上人間に特徴的である長い思春期は、社会との交流を通じて自我機能を育む、極めて重要なライフステージであり、大脳皮質のなかで最後に前頭前野が成熟することと対応している。人間の精神機能の最大の特長は、進化過程で発達した前頭前野を活用して、高度な言語能力と社会性の上に自我機能を成立(自己像を形成)させ、自分自身の精神機能さらには脳機能を自己制御することである。 領域は、人間における自己制御精神の成立、思春期における発達過程を個人・集団レベルで解明し、分子から社会までの統合的・学際的アプローチで思春期における自己制御精神の形成支援を目指す。このため、以下の研究項目について、「計画研究」によ

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    yuiseki 2011/10/05
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    ここしばらく準備していた神経科学学習用ツール「Neurotycho BEGINS」を正式リリースしました。当然のことながらベータ版。 元々は、中学生向けに準備していたものですが、実際に作ってみると結構難しいことが分かってどうしようかと悩んでいます。ただ、少なくとも高校生もしくは大学の学部教育あたりで便利に使えるんじゃないかと思います。 ここで出来ることは、サルの片半球から記録したECoG信号の条件間比較。条件は、6つのイベントウィンドウや、リーチングで使った腕の左右、運動しているのが自分か他人かの違い、相手との上下関係、相手との相対位置などを好きなように設定するだけで、何千の組み合わせで比較ができます。 その中から、意味のありそうな組み合わせを見つけて、二日間で同じような変化が確認できれば、当の変化かもしれません。そういう、意味のありそうな組み合わせを見つけるのは、ちょっとしたコツが必要

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    yuiseki 2011/09/07
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    ASSCの雑感。まず内容、質ともに玉石混交なうえ、僕自身が全く理解出来ない話が結構あって、非常にニッチなヒトの集まる学会なのだなぁというのが正直な感想。生理学的手法に関してはどれもこれもあまりレベルが高いとは言えず、そこから得られた低い品質のデータにどんなに高級な解析をして、どんな理屈をつけたとしても、年寄りの厚化粧以上の価値は出せないので、その価値を判断出来ない。なので、僕は途中からそういうのを考えるのをやめた。全般に、ヒト研究の難しさを、低級な技術の言い訳にしている感じが否めない。限られた技術しかないと嘆くより、必要とされる技術をまず作れというのが僕のスタンスなので、限られた技術の範囲内でやるしかないんだよと文句言ってる輩はぶっ飛ばしたくなる。技術の無いヒト程饒舌に声が大きくなるのは分野を問わない。 で、最終日のランチで石黒さん、國吉さん、池上さんとゆっくり話したのだけど、似たような感

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    yuiseki 2011/06/13
  • ラボマネジメントについて - BrainHackers - Naotaka Fujii

    自前のチームを立ち上げて2年半、色々な事を考える。雇用する立場と雇用される立場で物事の意味がこんなに違うのかと驚いたり、ヒトに対するコストがどれくらいかかるのかとか、共同研究の進め方とか、研究費の配分の仕方とか、アウトリーチの考え方とか、とにかくポスドクのレベルでは見る事のできない、もの凄く沢山の事を勉強した気がする。そういう事って経験しないと分からないもので、きっと死ぬまでそういう事が続くのかと思うと正直面倒くさい。 で、少し前に未来館で國吉先生、梅若さんとワークショップをやって、その後の打ち上げで色々面白い話が出たんだけど、その中の創造的なラボマネージメントについて書いてみる。 その時、国吉先生は「研究の創造性は、とにかく思いつく限りの好きな事をやってもらうことで確保している」と言った。で、僕は「それは、学生の時の仕事で多少失敗してもその後の人生にリスクが発生しないからですよね」と聞く

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    yuiseki 2010/12/11
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    かねてより準備していました会社設立がほぼ完了しました。 今回の会社は、理研ベンチャーという仕組みを使って、理研の知財をライセンスしてもらうことで事業を興す形を取っています。理研ベンチャーは現在20数社あるらしいです。ぼくの会社もその一つになります。 社名は、株式会社ハコスコです。 いまのところヒトを雇用するお金も無いので、今手伝ってくれているみんなは半ばボランティアですが、早くみなさんにきちんとお給料を払えるように頑張りたいものです。 パノラマ動画アプリとカジュアルHMDを中心とした体験パッケージ提供ビジネスです。まずはパノラマ動画をHMDで見るという全天球体験を一般の人々に広めてから、次のステップとしてSRコンテンツをシレッと出して行きたいと思います。なんと言ってもSRは分かりにくいから、いくつかの中間段階を踏まないとダメだと思ってます。 でも、多分全天球映像の体験の後には、これまでの平

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    yuiseki 2010/11/11
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    今、シャワーを浴びながら、僕らのデータ公開の形について考えた。 プロジェクト名称は、ティコ。もちろん、健君に言われたティコブラーエの話しからinspired。とりあえず、数ギガ程度の脳活動と行動データのサンプルはすでに準備されているので、基的にはそれらをサーバーにUPするだけ。ただ、インターフェイスを使いやすい綺麗なものにしたいので、誰かに作ってもらわないといけないけど。 データベース構築とインターフェイスのデザインに興味のあるヒトは、連絡いただければうれしいです。

    yuiseki
    yuiseki 2010/11/11
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    4月2日に思いついた”Project Tycho“が、ようやくベータ版でオープンできました。URLはhttp://www.neurotycho.org/ です。サイトはサルガッソーの健くんと福盛さんに作ってもらいました。 Neurotycho.orgでは、サルのECoGデータと行動データを自由にダウンロードしてもらえる環境を提供します。基的にアカウントを作っていただければフリーアクセスで、データの権利を放棄した形での公開です。一部のデータについては、共同研究者にのみに公開というようなアクセス制限がかかる事があります。 フリーアクセスのデータについては、これを使って何かをするときに、僕たちの事をリファーしていただいてもいただかなくても構いません。商業利用も、可能性はあまりないかもしれませんが自由。しかし当然ですが、ここから派生したトラブルには我々は責任を取りません。 まずは、4つの課題実行

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    yuiseki 2010/11/11
  • BrainHackers - Naotaka Fujii

    この週末に岡崎で行われている「International Workshop for Scientific Study of Consciousness」についてぼんやり考えていたら、なんとなく意識研究を2年後位にやってる自分が想像出来た。実は、この感じは2年くらい前にBMI研究を半分嫌々ながら始めたときと感覚が似ている。手持ちの技術が成熟してきて、それを使えば他のヒトが到達出来ない所に行けそうな予感がして、でも面倒くさいからまだ保留っていう感じ?だって、口だけでうるさい事いうヒト沢山いるから。技術の裏付けの無い議論は結果的に堂々巡りでムダ。問題には正面から当たらないと解けません。ハードプロブレムにはハードサイエンス。 やり方としては、まだよく分かんないけどNCCとかいう姑息な方法は取らないだろうな。どっちかっていうと、ゴーストハンターって感じかも。とりあえず、意識研究は視覚から離れた方がい

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    yuiseki 2009/10/17
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