上の式の左辺の括弧内全体を,改めて1つのAR過程(単位円状の極も許容するもの)と見立てて,予測式を作ればよい。 例題プログラム: [ arima.m ] 次のプログラムでは,まず,適当に与えたARMA過程をもとに,1回の積分にあたるトレンドと,p=12の周期の季節変動を含むようなサンプル時系列を生成している。そして改めて,そのサンプル時系列について1回階差をとり,さらにp=12周期の差分をとって,ほぼ定常な時系列とし,ARMAモデルをあてはめて,内包されていたARMA過程が回復できているかどうか(スペクトルを比較して)チェックしている。 オリジナルのプログラムは, こちらから,ダウンロード % ------------------------------- % ARIMA 過程の同定 % ------------------------------- % N = 240;