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ブックマーク / www.lacantokyo.org (1)

  • 精神分析の面接の料金について - 精神分析 東京ラカン塾 L'Ecole lacanienne de Tokyo

    フロイトはいわゆる開業医でした.自身の生計をたてるために,診療行為に対して患者から支払を受けました.そのことは,形の上では,あらゆる専門職に関して同様です. 自身の生計のために,弁護士は法律相談や弁護活動に対して,税理士は会計業務に対して,顧客から支払を受けます.精神分析家についても,形の上では同様です. 一般的に,或る専門職の者が自身の専門的な知識と経験にもとづいて行う業務には,それに固有な内在的な「価値」があり,それに見合う代価を顧客は支払う,と思念されています.精神分析家が行う精神分析の業務に関しても,確かに,事は同じであるように見えます. しかし,精神分析に金を払うということには,ほかの専門職の業務に対する支払とは質的に異なる必然的な理由があります.それは,このことです:精神分析においては,「顧客」,すなわち精神分析の「患者」– ラカン派精神分析においては analyste[分析

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