毛利衛さんが搭乗したスペースシャトル・エンデヴァー号は、2000年2月、その11日間のミッションにおいてレーダーによる測量を行い、地球のほとんどすべての地域を網羅するSRTM(The Shuttle Radar Topography Mission )と呼ばれるDEMを作成しました。 精度は90メートル・メッシュで(※注1、注3)、国土地理院の数値地図(50メートル・メッシュ)には及ばないものの、世界のほとんどすべての地域のデジタル標高地図を無料で利用できるというメリットがあります。 ここではこのSRTM-DEMのデータを入手し、Terragen で利用する方法を簡単に解説します。細かなソフトウェアの操作方法などは各自の研究や工夫にお任せします。 まず最初に、SRTMのホームページは以下の通りです。 http://www.jpl.nasa.gov/srtm/ 具体的にSRTMファイルを入手