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ブックマーク / ameblo.jp/argv (4)

  • 『YAGNI ~ 予想でモノを作るな』

    人間には未来の出来事を知ることはできない。だから、せめてできる限りの予想をして未来に備えよう、ということになる。プログラマの仕事でもそうだ。 「次のバージョンアップでこんな機能が要求されてるんだけど」 「そんなこともあろうかと、その仕組みは既に作ってあります」 なんてことになれば、得意な気分になる。予想が当たれば嬉しいのは、ギャンブルもソフトウェア開発も同じだ。 しかし、予想に基づく行動にはリスクが伴う。それもギャンブルと同じである。 以前、私は、あるシステムの内部データを CSV ファイルとして出力するプログラムを作った。その際、将来のバージョンアップで出力するデータ項目が追加されるかもしれないと考えた。そこで、プログラムを直さなくても、「定義ファイル」に項目を追加するだけで、CSV に出力できるようにしておいた(顧客からそんな要望はなかったにも関わらずだ)。 しかしである。その後、実際

    『YAGNI ~ 予想でモノを作るな』
    yuiseki
    yuiseki 2011/11/09
  • 『ハンガリアン記法』

    変数などの名前を付ける時のコーディングルールに、ハンガリアン記法(ハンガリー記法)と呼ばれるものがある。簡単に言えば、名前の先頭に「型」などを表す文字列(プリフィックス)をつけるというものである。 かつて Microsoft が好んで採用しており、 Visual C/C++ (MFC) を使ったWindows プログラミングの仕事が多かった私の会社では、社内ルールとしても採用されている。 というわけで、私も、ハンガリアン記法で多くのコードを書いてきたのだが、あるとき、Joel Spolsky 氏の「間違ったコードは間違って見えるようにする 」という記事を読んでショックを受けた。 それまで私が書いてきたハンガリアン記法というのは、MFC でやっているように、変数名に「型(type)」を表すプリフィックスを付けるものだった。しかし、それは「システムハンガリアン」と呼ばれ、来のハンガリアン記法

    『ハンガリアン記法』
    yuiseki
    yuiseki 2008/09/20
  • 『頭を使うために頭を使う時代』

    悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 小学生の頃、「漢字練習帳」にひたすら同じ漢字を書かされて、こんなことをしてなんの役に立つのか、と思ったものだ。また、電卓というものがあるのに、どうして暗算や筆算をさせるのか、と思ったこともある。 実際、大人になってみると、IME のおかげで漢字を書くことは少ないし、Excel のおかげで難しい計算をすることもほとんどない。 では、学校の勉強なんて何の役にも立たなかったのかと問われれば、そんなこともないとも思う。 大人の世界では、とにかく結果を出すことが重要だ。なるべく効率よく「答え」が得られる方法を選ぶということは間違いではない。しかし、子供が勉強する目的は、答えを得ることで

    『頭を使うために頭を使う時代』
    yuiseki
    yuiseki 2007/01/29
  • 『プログラマは考えるのが仕事』

    悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 私の職場では2つ穴のパイプファイル(リングファイル)をよく使う。そのため、私はデスクの上にハンディタイプの2穴パンチを置いている。紙の縁に噛ませてパチンと鋏むだけの、よくあるやつだ。 あるとき、若いプログラマがこのパンチを借りに来た。何気なく彼の様子を見ていると、紙の真ん中を決めるのに苦労しているようだ。私のパンチには紙の位置を合わせるためのガイドが付いていないので、うまくできないのだろう。バインダーに綴じられた紙は、縁が揃っておらず、ガタガタになっていた。 こういうパンチを使うときは、紙を半分に折って、折り目をパンチの真ん中(目印がついている)に合わせるのである。もちろん、

    『プログラマは考えるのが仕事』
    yuiseki
    yuiseki 2006/12/11
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