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ブックマーク / ghostbuster.hatenadiary.org (2)

  • 続宮下保司 - ghostbusterの日記

    宮下さんによると、想像力の研究で注目している現象として、はっきり思い出せないのだが、確かに「知っている」感じがするという微妙な経験に言及している。 例えば、アメリカの首都というと大抵すぐさま「ワシントン」と出てくるだろう。しかし、ケニヤとなると知っているのだが、すぐには出てこない場合が多い。読めるが、書けない「漢字」状態とでも言うべきものに注目している。 全体的で直感的な現象で、具体的感覚入力はないのだが、記憶につながるトップダウン信号が発生しやすい状況になるのだそうだ。 面白いクイズ番組には、必ずこうした想像力のゲームになっている。 夢を見たのだが、思い出せない。何だっけーと思い出そうとする。そして、ちょっとした断片から、一挙に思い出す。 こうしたエクササイズは、想像力を刺激するということのようだ。 べた事を思い出すというのも良さそうだ。 読める漢字を書こうとするというのも良さそうだ

    続宮下保司 - ghostbusterの日記
  • 宮下保司 - ghostbusterの日記

    宮下保司さんによると想像力と知覚の違いは、「イメージをつくる力の根は、大脳前頭葉から、より低次の大脳領野へと情報を送り返すトップダウン信号と呼ばれる情報の流れにあります。他方、実在するものを見る通常の視覚の場合は、眼の網膜から脳の高次視覚野へ向かうボトムアップ信号と呼ばれる情報の流れが主役になっています。そして、トップダウン信号もボトムアップ信号もどちらも、大脳連合野(とくに高次視覚野)にあるイメージ表象――これは記憶の産物です――を活性化するという働きに関しては同じだ、ということになります。」 だとすると、ダイエットが成功したのはイメージ表象を活性化する手段としての通常の知覚を想像力の系統のトップダウンに切り替えることにあるようだ。 納得できる。 しかし、なぜ、このように二つの系統が発達したのだろうか? ひとつは、やはり飢えを凌ぐためだったのかな? 実際にはなくても、想像すればすむとい

    宮下保司 - ghostbusterの日記
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