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ブックマーク / hundun2.hatenadiary.org (3)

  • 多数決の何が悪いか(前編) - 物理学と切手収集

    11月にアメリカ、12月に日の選挙がありましたが、その選挙の方法について思うところがあるので一度まとめて書いておきます。選挙が終わってから書いているので、結果に不満だからか、というとそういうわけでもなく*1、一般論として以前から考えている事です。書いていて長くなったので、この前編ではまず都合の良い話を主に書いて、後編でそれに対して考えられる批判などを書くことにします。 選挙の目的 少なくとも建前上、今の民主主義で選挙を行う目的は、市民の意見を出来るだけ平等な*2形で政治に反映させる、というものと思われます。平等性の観点からは、日での「一票の格差」の問題、アメリカでの選挙区のゲリマンダーの問題などありますが、今回はそれは問題にしません。1つ1つの(小)選挙区に限った話として、多数決が市民の意見を政治に反映させるのに当にベストな方法なのか、という部分に注目します*3。 念のため「多数決」

    多数決の何が悪いか(前編) - 物理学と切手収集
    yuiseki
    yuiseki 2013/01/04
  • ヒッグス粒子には出来ないこと - 物理学と切手収集

    前回の「ヒッグスは99.98%の確率で見つかったのか? - 物理学と切手収集」は、読んでいない方にはまずおすすめします。前回は、ヒッグス粒子の発見の確率の誤解に話を絞りたかったので、物理の話はあえてしませんでした。今回は、僕が見かけたヒッグス粒子の物理の誤解について。 前回と比べてしまうと、予備知識が大量に必要かと思います。質問があったら聞いてください。 ヒッグス粒子vsヒッグス場 一番難しいところから…*1 「空間がヒッグス粒子で満たされる事で質量が生まれる」、のような説明が良くありますが、これは間違いです。空間を満たしているのは、ヒッグス場*2。言葉だけではとても満足な説明が出来そうにはないのですが、ヒッグス場という海が空間を満たしていて、ヒッグス粒子はそこで起こる波のようなもの、というのが、今のところ思いつく限りの表現です。 当にこの辺を知りたい人は、場の量子論というのを勉強する必

    ヒッグス粒子には出来ないこと - 物理学と切手収集
    yuiseki
    yuiseki 2011/12/21
  • ヒッグスは99.98%の確率で見つかったのか? - 物理学と切手収集

    (追記:2012年7月4日に、ヒッグス粒子と思われる粒子の発見が発表されました。この記事は、2011年12月のもの。) 13日にスイスのCERNで、理論によって予測されているヒッグス粒子という素粒子の探索について発表がありました。この発表後の、日の新聞記事にいくつかリンクします。 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111213-OYT1T01268.htm http://www.asahi.com/science/update/1213/TKY201112130615.html http://mainichi.jp/select/science/news/20111214ddm001040020000c.html 読売の記事は、見出しに「99・98%の確率で見つけた」。朝日は、「存在する確率」が「ATLASチームは98.9%、CMSチームは9

    ヒッグスは99.98%の確率で見つかったのか? - 物理学と切手収集
    yuiseki
    yuiseki 2011/12/17
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