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ブックマーク / modusinflamarae.wordpress.com (1)

  • 近代の時間意識

    前回の投稿(映画評)にある「生の世界と死の世界」というところから、「時間に対する近代人の意識」について、真木悠介著、『時間の比較社会学』(岩波現代文庫、1981年)をひきつつ、考察してみる。 ****************************** 私たち、いわゆる近代人は、「時間」というものを測れるものとして認識している。一日は24時間として流れていく毎日。そして過ぎ去った時間は取り戻せない(時間の不可逆性)。また、私たちは何歳までに就職ができたか(するべきか)、結婚ができたか(するべきか)、出産ができたか(するべきか)において自分の社会性を計る。そして時間に縛られ、追われていると感じるが、その枠組みから少しでも出ると、不安になるものだ。 私たちの時間区分には大きく「過去・現在・未来」がある。そしてその時間は、ずっと未来に向かって直線的に流れる(進む)もの、という感覚・観念がある。

    近代の時間意識
    yuiseki
    yuiseki 2022/10/24
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