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ブックマーク / note.com/h_ototake (3)

  • 友達なんかじゃなかった。|乙武 洋匡

    今日このエントリーを書くのは、とても勇気が要る。というのも、きっとそれは私の内面を晒すことになるだろうし、その内面とやらはとても褒められたものではないからだ。むしろ、弱くて、醜くて、来ならとても他人様に見せられたようなものではないからだ。 でも、このまま何わぬ顔をしてまた日常に戻っていくことはできそうにないし、それこそ、彼に顔向けすることができそうにない。だから、ここに、きちんと自分の気持ちを書いておこうと思う。それが、私なりの懺悔になればと思う。 そもそも、たったいま「彼」と書いたけれど、この表現だけでも数分間は迷った。「彼」ではなく、「彼女」なのかもしれない。でも、出会ったときには「彼」だったはずだ。いや、私が勝手に「彼」だと思っていただけで、当は最初から「彼女」だったのかもしれない。 きっと、人は一生問い続けてきたのだろうと思う。私などこの一文を書くためにたった数分間の逡巡で

    友達なんかじゃなかった。|乙武 洋匡
    yuiseki
    yuiseki 2023/07/15
  • 少年が線路に立ち入り、石を投げていた。|乙武 洋匡

    【全文無料公開】 Twitterのタイムラインを眺めていると、不意に流れてきた動画。私は、思わず釘付けになった。 10代と思われる青年が線路に降り立ち、石を投げている。やがて母親と思しき女性が線路に降りて少年に駆け寄り、なだめるようにして抱きしめた。表情までは読み取れないが、少年も母親のことをしっかりと抱きしめ返している。ところが、少年は母親を振り切り、再び走り出してしまう。母親もまた必死に息子を追って走り出すが、その距離は次第に離されていく。 私の目が釘付けになったのは、こうした光景を映し出す動画だけでなく、その動画を貼り付ける形で投稿されていた冒頭の一文だった。 「藤沢駅こいつのせいで東海道線止まってる💢」 動画に映し出されている状況と、それをホームの上から撮影していたのだろう利用客のつぶやき。そのあまりの距離感に、私はしばし呆然となった。 しかし、そこに“距離”を感じた私は、もしか

    少年が線路に立ち入り、石を投げていた。|乙武 洋匡
  • Androidユーザーのみなさんへ。|乙武 洋匡

    【全文無料公開】 こんなにも「Androidユーザー」か「iPhoneユーザー」 かを意識させられたことがあったでしょうか。せいぜい、充電器を互換できないとか、それくらいしか意識するような場面はなかったように思います。それが、こうした分断にも近い状態が起こるようになろうとは……。もちろん、#Clubhouseの話です。 これだけ盛り上がっているのに、Androidユーザーは使うことができない。iPhoneユーザーしか楽しむ権利が与えられていない。自分には何の落ち度もないはずなのに、門前払いをされている。そんなの理不尽だ。そんなの差別だ。誰かを排除することで成立するアプリなんて、選民思想そのものだ! その気持ち、とてもよくわかります。だって、私は障害者だから。普段はまさにその立場だから。今回はたまたまiPhoneユーザーだったから利用できているけれど、私の日常はまさにそんな理不尽さで埋め尽く

    Androidユーザーのみなさんへ。|乙武 洋匡
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