コメント欄延長以外の記事をもう書かないつもりだったが、何度も同じことを説明させられることにもはや我慢が限界に達した。 あまりにも幼稚な話だが、ここに書かせていただく。今後、このような高校生レベルのことを再度説明させられることのないように望む。 「権力の力学」は物理学ではない 学問の世界と日常生活では言葉の使い方が異なる。学問の世界には「力」「情報」など、日常用語に由来を持つ専門用語が存在する。しかし、これらの言葉の持つ意味は、学問の世界と日常用語の間では異なる。学問の世界において、言葉の意味の範囲は日常語よりもずっと狭く、ずっと厳密だ。 たとえば、物理学では「力」の本質を追究する。しかし、ここでいう「力」は、日常でいう「力」とは別物である。「力の強い者の意見が通る」というときの「力」は物理学の対象にはならない。「流体力学」「量子力学」は物理学の理論だが、「権力の力学」は物理学ではない。 な