これからは、モバイルサービスが大きく台頭すると思われ、同時にモバイルキャリアはさまざまな工夫が必要となってくる。その理由の源泉となる点を3つあげた。 http://www.slideshare.net/takeshim/ss-7872861 1. モバイルブロードバンドの量を規定する主要因は周波数幅であり、これは急激には増えない(せいぜい10年後に5〜10倍程度)ため、モバイルサービスがリッチになるときのボトルネックになる可能性が高い。 固定ブロードバンド(光ファイバー)は技術的にはまだまだ伸びる余地がある(光ファイバー1本での通信量は数十Tbpsまでいける)。10倍程度の増量であればお金をかければ可能である。しかし、無線周波数幅は有限でありかつ割り当ては総務省から行われる(すなわちお金うんぬんではない)ため、無線ブロードバンドの利用がますます増えると足りなくなることは目に見えている。現在
さて、少しずつ解説していきたいと思う。まずは第2回「インターネット・通信回線」の回から説明する。 http://www.slideshare.net/takeshim/2c-7720492 1.希少性がビジネス的な価値を生み出す:パケット交換と回線交換についての説明を行ったが、ポイントは、なぜその技術(パケット交換)が主流になったか、という考え方である。参考書「テレコズム」に記載しているよに、豊富性と希少性がビジネス&技術のトレンドを大きく支配する場合が多い。パケット交換はそのロバスト性とともに、回線を有効に使うという効率性にも大きく貢献している。基幹ネットワーク(インターネットワーキング)における情報の効率的な転送は最近までは重要なビジネス支配要因、もしくはインターネットをこれほどまでに普及させるための余力の創出になっていたと考えられる。技術的なアーキテクチャ(設計指針)がビジネスや社会
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