電脳コイル11 (トクマ・ノベルズEdge) おすすめ平均 アニメとは全く違う展開 Amazonで詳しく見る by G-Tools メインキャラの子供たちをとりまく、「電脳メガネ」にまつわる、作品世界の謎そのものに踏み込み始めた今巻。 今までまったく伏線だと思っていなかった描写が、次々に繋がっていくカタルシスで、途中で放りなげなくて良かった、11巻まで付き合って良かったとホントに思った(笑)。 終盤のイサコと兄との対峙における、兄のあまりに人間としての器の小ささ、ゆえにタチの悪さは、これまでの悪く言えばうんざりするほど積み重ねてきたメインキャラの関係性や、メガネを使わなくとも人心掌握術に秀でているイイジマのエピソードがあればこそ、より引き立つ。ほか、カンナの事故死の真相とイサコとの関係、それにさらにたぶん繋がるであろう、メガネがなくとも電脳力を持っているらしい京子、等々、詳しい概要はネタバ