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ブックマーク / www.a.u-tokyo.ac.jp (4)

  • 都市の熱さで植物は赤く進化する ―ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    千葉大学大学院園芸学研究院の深野祐也准教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の矢守航准教授、内田圭助教、東京都立大学大学院理学研究科の立木佑弥助教、かずさDNA研究所植物ゲノム・遺伝学研究室の白澤健太室長、佐藤光彦研究員らの共同研究グループは、都市の高温ストレス(ヒートアイランド)によって、カタバミの葉の色が赤く進化し高温耐性を獲得していることを発見しました。この成果は、ヒートアイランドによって植物が進化していることを明らかにした初めての成果です。今後、温暖化が進んだ世界の生物動態の予測や、高温下で栽培される農産物の開発につながる可能性があります。研究成果はScience Advancesで2023年10月20日(米国東部時間)に電子出版されました。 研究の背景 都市の最も顕著な特徴は、アスファルトやコンクリートで地表面が覆われることです。このような不透水性の地表面は、熱を吸収・発生させ

    都市の熱さで植物は赤く進化する ―ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • メスだけが生き残る仕組み —―オスを狙って殺す共生細菌ボルバキアタンパク質Oscar(オス狩る)の発見—― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 勝間 進 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 教授) 廣田 加奈子 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 博士課程) 松田 典子 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 特任研究員) 福井 崇弘 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 博士課程) 室  智大 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 博士課程) 西野 耕平 (徳島大学先端酵素学研究所藤井節郎記念医科学センター 特任技術員) 小迫 英尊 (徳島大学先端酵素学研究所藤井節郎記念医科学センター 教授) 庄司 佳祐 (東京大学定量生命科学研究所 助教) 高梨 秀樹 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 助教) 藤井 毅 (摂南大学農学部農業生産学科 講師) 有村 慎一 (東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻

    メスだけが生き残る仕組み —―オスを狙って殺す共生細菌ボルバキアタンパク質Oscar(オス狩る)の発見—― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • なぜ現代人には虫嫌いが多いのか? ―進化心理学に基づいた新仮説の提案と検証― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 深野 祐也(東京大学大学院農学生命科学研究科 附属生態調和農学機構 助教) 曽我 昌史(東京大学大学院農学生命科学研究科 生圏システム学専攻 准教授) 発表のポイント 現代社会に広くみられる虫嫌いの理由を、進化心理学的観点(注1)から提案・検証しました。 13,000人を対象としたオンライン実験・調査の結果、都市化によって、①虫を見る場所が室内に移ったこと、②虫の種類を区別できなくなったことが、虫嫌いの強さと嫌う種数を増やす原因であることが分かりました。 結果をもとに、虫嫌いの緩和に向けたアイデアを提案しました。 発表概要 東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構の深野祐也助教らは、昆虫をはじめとする陸生節足動物(以下、総称して「虫」と呼ぶ)に対する否定的な認識(以下、虫嫌い)が世界的にみられる原因を、進化心理学的観点から検証しました(図1)。虫嫌いは世界中、特に先進

    なぜ現代人には虫嫌いが多いのか? ―進化心理学に基づいた新仮説の提案と検証― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • 日本中で愛を叫んだけもの - 動物園と動物アニメは、絶滅危惧種への関心を高め、寄付を促進する - | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 深野 祐也(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 助教) 田中 陽介((公財)東京動物園協会 多摩動物公園) 曽我 昌史(東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻 准教授) 発表のポイント インターネットの検索データと動物園への寄付記録を使い、動物園と動物アニメ(けものフレンズ、注1)が、市民の絶滅危惧種への関心と保全のための行動に与える影響を、全国スケールで定量化しました。 日各地の動物園と動物アニメの放映は、絶滅危惧種動物への検索数や閲覧数を大きく増加させていました。さらに、アニメの放映後、アニメに登場する動物への寄付が増加していました。 ウェブデータと動物園の記録を組み合わせることで、動物園やメディアといったこれまで定量化の難しかった普及啓発の効果を明らかにできました。また市民の関心の増加が、寄付という実際の保全行動につながることをはじめて示しまし

    日本中で愛を叫んだけもの - 動物園と動物アニメは、絶滅危惧種への関心を高め、寄付を促進する - | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
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