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ブックマーク / www.brh.co.jp (2)

  • Science Topics CO2から石油を合成する細菌

    現代文明は石油の上に成り立っているといってよい。この石油というしろものは、生物が関与してできたものでありながら、現在の生態系には組み込まれていない。そのため文明が発達すればするほど、海洋汚染や二酸化炭素の増加による温暖化を引き起こし、生態系のバランスを崩すものと考えられてきた。 しかし、人類が放出した二酸化炭素を逆に石油に変え、生態系のバランスを取り戻す微生物が、静岡の油田のまっ黒なタールの中にいた。それが、私たちが発見した、廃液処理などに活躍しているシュードモナス属の細菌の仲間である。 油田に注目したのは、海洋汚染のなかでも近年クローズアップされてきた、タールボールの処理のためである。海に流出した石油は、物理的に取り除くか、界面活性剤で分散させて微生物で分解するしかない。 (写真1) 石油を取り込んでいるときのHD-1株。栄養培地では凹凸に富んだ厚い細胞膜に覆われた細胞構造をとる。細胞内

    Science Topics CO2から石油を合成する細菌
    yuiseki
    yuiseki 2015/10/02
  • TALK [語る叙事詩] 「生きもの」と「ヒト」と「人間」

    化学です。化学科に入ったのですが"Dynamic aspects of biochemistry"というとDNAに出会い、試験管の中の化学より体の中の化学のほうがおもしろいことに気づき、そこから生きものの研究に入りました。しかし、現代科学は、生きものも機械のように構造と機能だけを見てわかったような気になっていることに疑問を持つようになりました。もちろん、生命について考える分野は、文学、芸術、哲学などたくさんあるわけで、構造と機能に飽き足らないのなら、そのような分野に移ることも考えられるわけですが、科学を捨てる気は起きませんでした。悩んでいたところに、ゲノムという新しい考え方が出てきた。地球上のすべての生きものがそれぞれに持っているゲノムは、DNAという共通の物質からできていながら、親から子へと継いでいく過程でたった一つしかない個体を産み出します。つまりゲノムは多様性と共通性と個別性という

    TALK [語る叙事詩] 「生きもの」と「ヒト」と「人間」
    yuiseki
    yuiseki 2011/05/07
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