右と左。左と右。 頭の中ではわかっていても、とっさに判断を迫られると区別がつかなくなる、または区別するのに数秒かかってしまう時はないだろうか?そんなあなたは「左右盲」かもしれない。 「左右失認」、英語では「left-right confusion」とも言われる左右盲は、病気でも発達障害でもないのに右と左を感覚的に理解できないハンデを持つ。 特に顕著なのが運転時だ。例として筆者の実体験をご紹介しよう。私は人並みの運転能力を持つゴールド免許証保有者だが、ひとたび旅行先や初めての高速道路へ遠出をしたとたん凡ミスを連発する。なぜなら、運転しながら左と右を識別することが困難なのだ。 何度ナビに「左レーンにお進みください」と言われようとも右レーンを走り続けて曲がり損ねてしまったり、高速道路の入り口で「右!」と言われながらも左に入ってしまい、延々と逆方向へ走ってしまったり…。 ハンドルを切りながらナビを
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