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ブックマーク / www.ide.go.jp (3)

  • 第2次ナゴルノ・カラバフ紛争――再び開かれた戦端(立花 優) - アジア経済研究所

    ロシア、トルコ、イランに囲まれたコーカサス地域の一国アゼルバイジャン共和国において、2020年9月27日、大規模な軍事衝突が発生した。重火器による砲撃の応酬や攻撃ドローンの投入、戦闘エリア外の民間人居住域への大砲・ミサイルによる攻撃など、衝突はエスカレートの一途を辿った。ロシアの仲介によって、数度にわたり「人道的休戦」が合意されたが、いずれも実効性のある停戦には至らず、戦闘は拡大し続けている。アゼルバイジャン側はすでに戦闘エリアの南部と北部を一部「解放」したと発表している。 以下では、「ナゴルノ・カラバフ紛争」について説明するが、その前に、地理情報について確認したうえで基的な用語を定義しておきたい。今回の軍事衝突の一方の当事者であるアゼルバイジャン共和国は、人口約1000万人、国土面積は8.66万km2で北海道よりやや大きいくらいである。今回の衝突は、このアゼルバイジャンの南西部約1.2

    第2次ナゴルノ・カラバフ紛争――再び開かれた戦端(立花 優) - アジア経済研究所
    yuiseki
    yuiseki 2022/03/29
  • 立ち上がるタイの若者たち――「法の支配」の実現を目指して(青木 まき) - アジア経済研究所

    政治的混乱が続くタイで、プラユット政権の退陣と憲法改正、王室改革を訴え、デモが活発化している。2020年初頭に始まった反政府集会は、8月頃から王室を含む政治体制改革を掲げて規模を拡大し、9月には学生や市民数万人が結集してプラユット政権の退陣と憲法改正を要求するに至った。彼らが求めるのは、特権階級による「法の下の不平等」を廃し、新たな憲法の下で「法による支配」を貫徹することである。 10月16日、バンコク中心部パトゥムワン交差点に集まった反政府デモ集会「人民党2020」1に対し、ついに警察が強制排除を行った2。デモ隊はいったん解散したものの、その後も場所をバンコク都内に分散して集会を継続しており、他の地域でもデモの主張に賛同する人々が「人民党2020」の名で抗議集会を行っている。集会の名称である「人民党」(Khana ratsadon)とは、1932年に絶対王政を廃して立憲革命を実現した政治

    立ち上がるタイの若者たち――「法の支配」の実現を目指して(青木 まき) - アジア経済研究所
  • 続・世界珍食紀行 - アジア経済研究所

    特別編 カザフスタン――感染症には馬乳が効く / 岡 奈津子 「カザフスタンの住民は、もうみんな感染したんじゃないかな」。 首都ヌルスルタンに住む筆者の友人は、昨年の夏、新型コロナウイルス感染症で10日ほどの入院を余儀なくされた。いまも倦怠感や気分の落ち込みなどに悩まされているそうだ。彼女の職場では同僚の多くが感染し、コロナが原因で家族を亡くした知り合いも少なくないという。 2021/04/23 最終回 中国――失われたの風景 / 山田 七絵 春節を控えた中国に突如出現した未知のウイルスは、瞬く間に全世界に広がった。やがて日にいる筆者の自由も制限され、これまで当たり前だった中国出張も再開の見通しが立たなくなった。先の見えない退屈な日々のなかで、ニュースや時折寄せられる友人たちからの便りだけが、かの地の人々の生活を想像する手掛かりとなった。「中国が野生動物の用を全面禁止 」、「深圳市、

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