日本気象協会は、前線に伴う今後の大雨と災害の見通し(8月12日10時時点)に関する情報を、防災レポート(速報)として発表します。 ポイント ・8月12日(木)から14日(土)にかけて、九州北部から中国地方西部、北陸から岐阜県・長野県の地域では、近年の観測値を大きく上回る豪雨の可能性があり、災害発生危険度が極めて高い。 ・36名の犠牲者が出た平成21年7月中国・九州北部豪雨に匹敵する人的被害の発生可能性がある。 前線が本州付近に停滞し、前線に向かって水蒸気を大量に含んだ暖かく湿った空気が流れ込んでいます。今日12日(木)から明後日14日(土)にかけて、西日本から東日本にかけての広い範囲で大雨になるところがあり、大きな災害が発生するおそれがあります。 日本気象協会独自の「JWAアンサンブル雨量予測」で算出している「過去最大雨量との比(既往最大比)」(図1)を見ると、九州から北陸・信越地方にかけ