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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (7)

  • 子供の交通事故統計と自殺統計 - 新小児科医のつぶやき

    「もう統計は見たくない」の声もあるかと思いますが、ここまで統計物を続けたので子供の交通事故もまとめて見ます。ソースは人口動態統計の死亡統計からで、1997年度から2010年度までの14年間の集計です。今週の流れですから「交通事故交通事故死」です。 ■事故総数 とりあえず実数の変化です。 これも恒例の年齢階級での人口10万人対の発生率のグラフです。 14-19歳が突出して多いので、それ以下の年齢層のグラフを示します。 実数と発生率の表です。 * 実数 発生率 1997 2010 1997 2010 子供総数 1639 446 6.04 1.96 0歳 24 9 2.02 0.87 1-4歳 146 44 3.10 1.04 5-9歳 163 56 2.63 1.01 10-14歳 98 45 1.38 0.76 15-19歳 1208 292 15.21 4.84 14年間で7割ぐらい

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  • 認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略はこのあたりを参照にしています。一審段階からのマスコミ記事もあるのですが、元記事を引っ張り出せなかったので記憶に頼って付け加えます。 4/24付朝日記事 4/24付日経記事 事実関係はシンプルで、 認知症で徘徊行動を起こす人をが自宅で介護していた 同居していない息子夫婦も介護に協力していた 「がまどろんだ数分の間」(朝日記事)の間に父は家から抜け出した 父は電車(JR)にはねられて死亡 JRは介護にあたっていたと息子夫婦に720万円の損害賠償を請求 一審は満額、二審は介護に直接当たっていた母()に半額の賠償を認めたこの判決を聞いて震え上がったのはまず現在認知症を持つ人を介護している人でしょう。さらに医療関係者も震え上がっています。入院患者の中には認知症患者も少なからず含まれており、病院から脱出して徘徊行動に至る患者は現実に存在するからです。その患者が今回のような列車事故を

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    yuiseki 2014/04/25
  • かなりミステリアスなあの村への赴任医師 - 新小児科医のつぶやき

    はっきり言って出遅れました。それでも遅まきながら調べだしたのですが、結論を先に言っておくと実にミステリアスです。お名前は西村勇氏であるのと、現在71歳であられる事、そして赴任前は帯広市に住まわれていた事ぐらいしか情報がありません。著書とされる人間現象の哲学的および実験的研究の内容の一部が話題になっていますが、マスコミ情報と著書情報ぐらいしか見つからないです。 著書の内容については既に「話題沸騰」状態で、あんまり付け加えられる事は残っていないのですが心理学にはかなり造詣が深そうだです。著書の内容を素直に信じれば、対面する相手の不快感情とか怒りの感情を完全に分析対象に出来る人間です。こういうタイプの精神科医は個人的に知っているので、実在してもおかしくはないと思います。 経歴について出回っている情報のソースはどこも同じで著書紹介にある、 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 西村/勇 19

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    yuiseki 2012/10/04
  • テラヘルツ波 - 新小児科医のつぶやき

    某所で拾ったお話なんですが、可能な限り淡々と紹介してみたいと思います。 ■物理学領域のテラヘルツ波 テラヘルツ波と言われても知見が殆んど(いや「まったく」)ないのですが、まずは理化学研究所テラヘルツ光研究グループより、 研究では、これまで理研が独自に開発してきたテラヘルツ光源や新しい検出システムをさらに発展させ、より高度なテラヘルツ光利用のための基盤技術を確立するとともに、それらを利用した実用化技術開発を有機的かつ戦略的に連携させて、テラヘルツ光を基軸とする新たなフロンティアの開拓を目指します。具体的な研究内容としては、超広帯域で波長可変なパラメトリック光源の開発、他の測定手段では実現が困難な分子等の低励起状態の研究、ならびにプラスチック・ゴム・医薬品等の内部の非破壊診断法の研究開発を設定し、システム化も含めた研究開発を進めます。また、将来の実用的光源として期待される量子カスケードレーザ

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    yuiseki 2012/02/04
  • 科学はホメオパシーを否定できない - 新小児科医のつぶやき

    私が独自に唱えたのではなく情報学ブログ様の科学はホメオパシーを否定できない からです。主張の内容についてはリンク先を是非確認してください。今日はちょっと違う視点から考えてみます。 ホメオパシーの創始者であるハーネマンの理論は、現代医学における血清療法に通じる部分はあると考えます。もちろん現在の血清療法とは異なりますが、正常に発展していれば、先駆者の1人として医学史に名を残したかもしれないぐらいの意味合いです。しかしホメオパシーは正常には発達しなかったと考えています。発達と言うより、そこで止まってしまったとする方が良さそうです。 ハーネマンがオルガノンを出版した時代はナポレオンがロシア遠征を行なっている時です。当時の医療は解剖学こそ発達していましたが、とくに内科的治療については原始的な時代です。日でも同じ頃に西洋医学への関心が高まり、シーボルトやポンペが伝えましたが、医療者にとってもっとも

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    yuiseki 2010/08/26
  • 秋葉原のトリアージ - 新小児科医のつぶやき

    秋葉原の事件のトリアージを取り上げた番組があったそうです。私は見ていませんから内容を具体的には知りません。ただその番組を取り上げているブログを読む限り、あの事件でのトリアージは不要だったとの結論になっているそうです。不要と言う表現が適切かどうか分からないのですが、黒タグを使ったのはよろしくないと言うか、使ったばっかりに救える命が救えなかったみたいな批判だそうです。もし見ていた方がおられたら補足情報下さい。 秋葉原の事件での救命医療の展開についての情報も漠然としか知りません。記憶に頼りますが、たまたま救急系の学会(違ったかもしれません)が東京であり、それに出席していた医師が現場に居合わせトリアージを行なったと覚えているぐらいです。事件直後には適切な処置となっていたかと思いますが、ここにきて評価を覆す検証が為されたようです。 トリアージの問題は去年NHK番組と絡めて取り上げた事がありますが基

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    yuiseki 2008/10/11
  • 秋葉原の事件 - 新小児科医のつぶやき

    秋葉原で理不尽な凶行に見舞われ命を落とされた方に哀悼の意を表し、治療中の方々の一刻も早い回復を祈ります。 これは天漢日乗様のところで見つけた秋葉原の事件に対する関東自動車のアナウンスメントです。 2008年6月9日関東自動車工業株式会社 6月8日秋葉原通り魔事件の報道について この度の事件で犠牲者となられた方々とその家族の方々に心から哀悼の意を表します。 また、怪我をされた方々の一日も早いご回復をお祈りいたします。 お騒がせして誠に申し訳ありません。 加藤容疑者は、人材派遣会社・日研総業株式会社の社員として、平成19年11月より弊社東富士工場の塗装工程に派遣されておりました。勤務態度は6月4日(水)までは欠勤も無く、真面目に仕事に取り組んでおりました。 また、日常のミーティングを通じコミュニケーションを図り、管理、監督に努めている中では変わった様子はみられませんでしたので、今回の事件に対し

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    yuiseki 2008/06/11
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