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ブックマーク / yuichisasaki.hatenadiary.org (5)

  • 10年代のWeb - 観察・実験ノート

    拙論文が掲載された『コミュニケーション科学 32号』がWebで公開されました。 論文は「パーマリンク(Permalink):00 年代Web における情報アクセス構造と情報収益化モデルを決定づけた技術」(PDF:1.86Mb)というタイトルにあるように、00年代のWebを振り返る作業が中心になっています。 「情報へのアクセスの多様化」、「情報へのアクセスの深層化」、「情報間のリンク容易化」という情報アクセス構造の変化、そして「Pull型広告の誕生」「情報の編集価値の経済価値化」という情報収益化モデルの変化の端緒にあるのがパーマリンクだという分析です。ちなみにパーマリンクは2000年にPyraのブログアプリケーション(後にBloggerとしてGoogleに買収される)において実装された要素技術です。 実は実務家の方に読んで欲しいのは「10年代のWeb」と題された第4章です。00年代のWebを

    10年代のWeb - 観察・実験ノート
    yuiseki
    yuiseki 2010/11/28
  • ウケるかもしれないAR(Augmented Reality:拡張現実)アプリケーション - 観察・実験ノート

    先週末のゼミ飲み会でのこと。けっこう今年はネット好き、特にネットコミュニケーションサービス好きが多いようで、珍しく女性を交えて、恋バナではない、こんな話になった。まあネタなんだけど面白かった。 きっかけは技術開発力に定評のある某通信企業を受験中の女子Aの、「頭の中で考えていることをディスプレーに表示する技術があるということに驚いた」という発言。 「ブレイン・コンピュータインターフェースという奴ね」と合いの手を入れると、「えー、じゃー私の妄想が表示されちゃったりするわけ。それ超やばい」と女子B。彼女はたしかにいつでもゼミでボケ的な、場の空気をずらす質問をするので、この発言にはうなずける。 すかさず、同じ女子Bが「そんなのがあったら、私電車に乗れないよ」。「まー、それは制御できるんでないの。車中では非表示とか」と私。 「もし制御できなかったら、就活の面接も受けられない」と就活が頭の大部分を占め

    ウケるかもしれないAR(Augmented Reality:拡張現実)アプリケーション - 観察・実験ノート
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    yuiseki 2009/04/28
  • アーキテクチャの生態系 - 観察・実験ノート

    個別事例に対する鋭利な分析と、冒頭で広げたプランを見事に引き取った最終章の存在から素晴らしい作品になっていると思います。お勧めの1冊。余談だが、読みかけだった「プラネット・グーグル」を追い抜かして読了。 アーキテクチャの生態系 作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見る 書の特徴は以下のとおり。 アーキテクチャ=情報環境に注目したサイトとコンテンツ分析を展開 それぞれのアーキテクチャの関係を進化論的に分析 アーキテクチャに注目しておきながら、しっかり人間と文化にも目配り 分析したサイトやコンテンツから日社会論も展開 まず1と2だが、これは28ページの「アーキテクチャの生態系マップ」をみれば直感的に理解できるだろう。アーキテクチャという概念

    アーキテクチャの生態系 - 観察・実験ノート
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    yuiseki 2008/11/01
  • ウィキペディアと関連書籍 - 観察・実験ノート

    「集合知を語る上では良い事例だと思うので」ということでウィキペディアをテーマに研究している学生がいる。きっちりとデータベースを使って文献サーチをするような学生なのだが、直接にウィキペディアを扱った日語のがないということで苦労していた。が、いくつか出ましたよ。 ウィキペディアで何が起こっているのか―変わり始めるソーシャルメディア信仰 作者: 山まさき,古田雄介出版社/メーカー: 九天社発売日: 2008/05メディア: 単行購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (16件) を見るグーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?―Web2.0によって世界を狂わすシリコンバレーのユートピアンたち 作者: アンドリューキーン,Andrew Keen,田中じゅん出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/06メディア: 単行購入: 6人 クリック: 49回この商

    ウィキペディアと関連書籍 - 観察・実験ノート
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    yuiseki 2008/08/07
  • 2007年度 2年ゼミレポート - 観察・実験ノート

    2年生のゼミレポートだが、タイトルは以下のとおり。知らないこともずいぶんあったのでメモ。 インターネットの思想 4冊の書籍から ケータイ小説における読者と作者の関係 フリーペーパーの成長要因 ニコニコ動画の公式コンテンツの分析 ケータイ小説については知らないことが多い。レポートの筆者NKによれば、ケータイ小説の生みの親とされるのは、2000年に「Deep Love アユの物語」を出したYoshiだが、彼が作品を書くために使っていたのはパソコンであり、ケータイを使って作品を書き、それをアップロードしはじめたのは2002年のchaco(「天使がくれたもの」の作者)らしい。私の感覚だと狭い画面のケータイで書くことが、よく言われるケータイ小説の特徴を形作っていると思うのだが、実はそうではないのかしら。紙じゃないと推敲できない私には想像がつかない世界があるのかも知れないし、推敲という概念がないのかも

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    yuiseki 2008/01/19
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