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nhkとアニメに関するyuisekiのブックマーク (5)

  • ま、金ならあるし その205「20年目のナディア5」 - 岡田斗司夫公式ブログ

    4)からの続き                                          1)はこちら 2012年5月22日号(2012年5月8日発売)       「ふしぎの海のナディア」の監督、庵野秀明くんは”非・肉主義”だ。 なぜ”菜主義”とカッコで括るのかと言えば、 人が言ってるように「単なる好き嫌い」と言われてもしかたないようなシロモノだからである。   肉や魚はべない。だって残酷だから。 動物の死体を喰う、なんて文明人のすることじゃない。 牛乳は飲む。これは”乳牛からの恵み」であって、罪深い肉とは違う。  こう庵野くんは主張した。 「昔、新幹線で父親にプリンと引き替えに肉をわされたことがあったんです。 小学生だったオレはプリン欲しさのあまり、ひとくちだけ肉をったことがあります。 まさに肉欲に負けた、ですね。 でもダメでした。その場で吐き出してしまったんです」

  • ま、金ならあるし その204「20年目のナディア4」 - 岡田斗司夫公式ブログ

    ま、金ならあるし その204「20年目のナディア4」 2012年5月8日号(2012年4月24日発売)   僕はサカナ恐怖症だ。  街で魚屋を見つけると、遠回りする。  匂いもイヤだけど、店先に「生き物の死体が並んでいる」というグロテスクな連想がどうしても頭から離れないからだ。  魚屋の前を通ったとき、もし販売台の上の「死んでるはず」の魚たちがいっせいに跳ね出したら、空気を求めていっせいに口やエラをパクパクさせたら、どうしよう?  袋入りの煮干しを掴んだ時、もし中の小魚たちが生き返って袋の中で動き出したらどうしよう?  コーヒーを飲んだコップの底に、死んだ金魚が入っていたらどうしよう?  寝ようと布団をめくったら、ぎっしりと死んだコハダが敷き布団の上に並んでいたらどうしよう?  ペンケースを開けたらマーカーやシャーペンに混じって死んだイワシが入っていたら、どうしよう?  想像力を人は「いい

  • ま、金ならあるし その203「20年目のナディア3」 - 岡田斗司夫公式ブログ

    2012年5月1日号(2012年4月17日発売) 2)からの続き                   1)はこちら   ついこのあいだ、品川水族館に撮影に行った。そう、このコラムの上の写真、これを撮りに行ったわけ。  デザイナーのハシガミさんとしては「せっかく『ふしぎの海のナディア』についてのコラムなんだから、海をイメージさせるビジュアルがいいですよね?岡田さん、水槽の前で写真撮りましょう!」と誘ってくれたわけよ。  その判断に異論は無い。間違いは無い。文句もない。あるはずない。僕は水族館が大の苦手、という以外は。  いや、正確に言おう。  水族館が苦手なのではない。  アシカやペンギンやアザラシや、ひょうきん者のイルカを見るのはもちろん大好きだ。  でもサカナ。あいつら全部キライ。  キライ?いやウソついてゴメン。  怖いんだよ。サカナが。魚という漢字すら怖い。  子供の頃からずっとずっ

  • ま、金ならあるし その202「20年目のナディア2」 - 岡田斗司夫公式ブログ

    ま、金ならあるし その202「20年目のナディア2」 2012年4月24日号(2012年4月10日発売) その201からの続き  『ふしぎの海のナディア』はエヴァンゲリオンで超メジャーになった庵野秀明監督の作品・・・ということになっている。  しかし、僕が企画を知ったときには、まだ庵野くんはいちスタッフでしかなかった。  予定されていた監督は貞義行。  後にエヴァのキャラクター・デザインを務め、エリック・クラプトンのアルバムジャケットまで描く男だ。  初打合せのあたりから、貞君はナディア監督については困っていた。 「とにかくNHKの偉いさんの話がよくわかんない。こっちのプロデューサーの井上さんに聞いても『大丈夫』しか言ってくれないし」とこぼす貞君。 「僕は監督とかできませんよ。元々、マンガ家になりたくて、それがアニメーターになった男ですから」  そう、なにより問題は「貞君は監督をや

  • ま、金ならあるし その201「20年目のナディア」 - 岡田斗司夫公式ブログ

    ま、金ならあるし その201「20年目のナディア」 2012年4月17日号(2012年4月3日発売) 「ふしぎの海のナディア」がNHKで4月7日(土)から再放送される。いろんな意味で僕自身の転換点を象徴する作品だった。  全三十九話で、一話一千万円。つまり三億九千万円の大仕事だ。しかもオンエアは天下のNHKのプライムタイム。天下のNHKだから、視聴率が悪かろうが、打ち切りはない。 「つまり、三億九千万の売上が確定したということだよ!」  この話をつかまえてきたプロデューサーの井上さんは、僕に力説した。  民放のTVアニメは視聴率が悪ければ簡単に打ち切りになる。どんなに全話通して構成を考えていても、ぷっつり切られてしまう。打ち切りじゃなくても、新型メカや武器を出せと、スポンサー筋から横やりが入るのは当たり前なのだ。  しかし!NHKならそんな心配は要らない。僕も舞い上がっていた。  当時のガ

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