フェルマーの最終定理 (新潮文庫) 作者: サイモンシン,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/05/30メディア: 文庫購入: 105人 クリック: 1,697回この商品を含むブログ (577件) を見る 日経新聞に「これさえあれば数学を楽しく学べる 20の娯楽作品」 という記事が載っていて、その3位にランクされている「フェルマーの最終定理」を買ったままになっているのに気がついた。 連休中ということもあり、歯ごたえとボリュームのある読み物を久しぶりに読みたくなってページを開いたら、すぐにとまらなくなった。 数学の世界を理解しようとすれば、ある種の才能が必要だ。 僕の場合、高校の数IIまでで、理系だったにもかかわらず、数IIIになると乗り越えられない壁となった。 クラスには数学のスーパーマンがいて、参考書や塾のプリントなどを振り回して右往左往する僕を尻目に、先生の授業だけを、
ちょっと前の記事(単純な集計とデータサイエンスによる分析とで結果が食い違うかもしれない3ケース)に裏先生からツッコミを頂き、慌てて学部1年生の頃の教科書を開いて復習しまして。。。いやー、忘れてることが多過ぎて大変(汗)。知るは一時の恥というのをつくづく思い知りましたとさ。本当に裏先生ありがとうございました。 ということで、その復習内容の確認と同時に、あの時の裏先生のツッコミ内容をかみくだいて紹介するのも兼ねて、ここはひとつざっくり書いてみようかと思います。 項目ごとの単純集計は「単変量」解析(もっと言えば単相関)に過ぎず、多変量データ全体のことは分からない 前回用いたサンプルデータは、基本的にはa1-a7が0or1のみの二値で構成される事実上のカテゴリカルデータ*1で、cvも"Yes"or"No"のみの二値で構成されるカテゴリカルデータです。 で、二値のカテゴリカルデータだけで構成されてい
はじめに 今回は、ウェブを通じて無料で読むことができる統計に関する書籍を紹介したい。英語で書かれた本が多いが、日本語で書かれた本も若干ある。 入門書 まず、統計の初学者のために書かれた入門書を紹介したいと思う。 福井正康 (2002). 『基礎からの統計学』基礎から扱っている統計の入門書である。統計を扱う際に必要となる場合の数、確率などについて詳しく説明している。理解を助けるための演習問題とその解答がついている。統計処理用のソフトとしてはExcelを使っている。同じサイトに社会科学系の学生向けの数学の教科書もある。 小波秀雄 (2013). 『統計学入門』基礎から扱っている統計の入門書。内容としては、記述統計、確率、確率分布、簡単な推定・検定、相関と線形回帰などがある。確率や確率分布などの理論的な話が占める分量が多いので、分量のわりには、具体的な統計手法はあんまり載っていない。もちろん理論
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