簿記の基礎簿記は、帳簿記録のルールのことです。 たとえば、ある会社で事務員さんが勝手なルールで帳簿を記録していたとしたならば、その帳簿を利用して社長が経営成績を把握することは困難でしょう。また、独自ルールによる帳簿記録では事務員さんが変わった時に混乱を起こすことになります。 家計の記録であれば独自ルールでも問題は少ないでしょうが、個人商店や会社の記録であれば、そのデータを利用しようとする関係者が多く、誰が見ても同じ結果となる記録方法が必要となります。それが「簿記」です。 商売を行っている人の一番頭が痛い問題が「納税」でしょう。この納税のもとになる今年度の利益を計算するためにも、簿記の知識は必要です。 また、銀行からの借入を行いたいときにも、「財務諸表」の提出を求められることが多いでしょう。これも簿記の知識がなければ作ることはできません。 簿記のルールは難しそうです。事実、簿記を学習しようと
