世界最高峰エベレストのベースキャンプに張られたテント(中央、2018年4月23日撮影)。(c)AFP PHOTO / PRAKASH MATHEMA 【5月23日 AFP】エベレスト(Mount Everest)登頂は登山家にとって究極の「賞杯」だ。だが増加する経験の浅い登山家による世界最高峰への挑戦は、巨大なリスクを冒すものとなっている。 今季の登山シーズンは、インドの航空機パイロット、米オハイオ出身の建築業者、インターネットメディア会社の元営業幹部らがエベレストのベースキャンプに待機し、8848メートルの世界最高峰を制覇する機会を狙っている。 彼らが山頂までつかんで上るロープは同じであり、凍傷や雪崩、極度の疲労に直面する危険度も同じだ。だが、その特権のために支払う金額には大きな違いがある。 エベレスト登山ツアー料金の最高価格は7万ドル(約770万円)前後で、こうしたツアーでは小チームを
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