アルカリ金属を水に入れると派手に爆発する。化学の授業でおなじみのこの実験の反応機構が、実は長く誤解されてきたことが、ハイスピードカメラを使った研究で判明した。 ナトリウム‐カリウム合金の液滴が水中に落下する様子。左側は水面を斜め上から、右側は水面を斜め下から捉えた画像。金属液滴が水面に触れた直後、超高速でスパイクが形成されている様子が見て取れる。また、スパイクが成長していく過程では液滴周囲の溶液が青紫色に変化している。 Ref.1 金属ナトリウムや金属カリウムの塊を水中に投げ入れ、爆発を眺める。化学を使った悪ふざけの定番ともいえるこの爆発反応は、アルカリ金属の高い反応性を説明する実験として、何世代にもわたり化学を学ぶ学生たちを驚嘆させてきた。ところが今回、これまで単純明快とされてきたその反応機構の裏に、一連の興味深いプロセスが隠されていたことが明らかになった1。 アルカリ金属が水と接触して
弁護士大量懲戒請求事件で明らかになった高齢者ネトウヨの存在。スマホを片手に“理論武装”する、高齢者ネトウヨの素顔に迫る。 ネトウヨから絶大な支持を集めるブログ「余命三年時事日記」を通じて弁護士に根拠のない大量の懲戒請求を行った者たちが、逆に弁護士から訴えられるという事件が表面化し話題になった。ブログでは弁護士たちを「外国の勢力と通じて武力を行使させる『外患誘致罪』にあたり、死刑に相当する」として、懲戒請求書のテンプレを掲載。ブログに感化された読者約1000人がブログを通じて全国各地の弁護士会に送りつけたのである。 こうした不当な懲戒請求に対して、10月末から弁護士たちの反訴が始まった。それにより、懲戒請求をした、いわゆるネトウヨと呼ばれる人たちには意外にも高齢者が多かったことが判明したのだ。 「和解の申し入れや謝罪などの連絡をしてくる人が何十人かいるが、一番若い人で40歳。60歳や70歳と
ゲーマーどうしで話をしていると、「アイテムを大量に手に入れたから、もう無双状態でさ」なんて、「無敵」という言葉の代わりに「無双」という言葉が使われる場に出くわすことがあります。 言うまでもなく、これはコーエーテクモゲームズの『真・三國無双』シリーズに由来する言葉でしょう。 昨今はゲーマーのスラングの域を超え、この「無双」の使いかたは一般的な場でも耳にすることがあり、ゲームが変えた日本語のひとつとして、今後定着していくものなのかもしれません。 今回はこの「無双」、そして置き換わられた「無敵」、そしてゲームとしては「無敵」とほぼ同義の「不死身」についての考察です。それらの違いは何か。 いつからいまの形で使われることになったのか。今回も電ファミでお馴染みのタイニーPが調査しました。 タイニーPは、昭和のパソコンPC-6601に、ボーカロイドのように初音ミクやPerfumeの楽曲を唄わせたり、「や
採用スケジュールの変更は採用手法を変えていく。この10年を振り返ってみると、2016年卒採用に大きな変更があった。採用広報の解禁が12月から3月へと後ろ倒しにされ、選考も8月になった。2017年卒採用で選考スタートは6月になったが、3年生の12月に採用広報が解禁され、4月には内々定が出ていた2015年卒採用以前と比べると、採用広報・選考時期は大きく異なっている。 【グラフ】上位校の学生ほど「だまし面接」の経験がある そこから広まった採用手法がふたつある。一つは、11月22日の配信記事「本当にインターンシップは就活に有利なのか」で報告した3年夏から始まるインターンシップ。そしてもう一つが「だまし面接」だ。2019年卒業予定の大学生・大学院生を対象に2018年6月に行った「楽天みん就」との共同調査結果から、その実態を検証してみたい。 ■面談の名目で呼び出す「事実上の面接」 「だまし面接」とは、
政府の安全保障に関する重要情報を守るため、漏えいに重罰を科す「特定秘密保護法」が成立して6日で5年を迎える。法制定時には、秘密の範囲があいまいだとして政府による情報隠しの恐れが指摘されていた。懸念された動きは表面化していないが、識者は「政府内の動きを外から見えなくする仕組みだから当たり前だ。国会などによる監視活動を強化すべきだ」と語る。 特定秘密は外交、防衛、スパイ・テロ防止の分野で、大臣などが指定する。指定は5年ごとに通算30年(一部は60年)まで可能で、秘密を漏らした場合は最長懲役10年が科される。成立の1年後の2014年12月に施行された。 政府の11府省庁が18年6月末時点で「北方領土に関する外国政府等との交渉・協力の内容」など547件を特定秘密に指定。法施行時の14年12月より165件(43%)増加した。秘密を記録した文書は17年末時点で38万3733文書となり、3年間で19万4
炎上案件を鎮火させるための「5つの必要なこと」 もともとコンテンツ制作をしていたときは、やはりゲーム開発などで炎上案件に数多く携わってきたため、私はその点「どうやったら鎮火させられるのか」には一家言あるわけなんですけど、どのようなリーダーでも、どんなメンバーのスキル構成でも、いかなるプロジェクトでも、鎮火させるために必要なことはだいたい一緒で、次のような感じです。 (1)「そもそも俺たちは何をしたかったんだっけ?」というテーマの確認 (2)「燃えてるけど、このプロジェクトはどうしても完成させなければならないのか?」の意志決定 (3)「で、追加のリソースってどのくらい確保できるんだっけ」という見積もり (4)「このリソースで求められているテーマを実現させるには何が必要なんだ?」という優先順位の決定 (5)「今回はとりあえずこれを作るけど、将来この先に何かやるべきことはあるのか?」という拡張性
ポアンカレ(1854-1912)は、フランスの数学者で、トポロジー(位相幾何学)の分野を開拓し、長らく未解決問題であった「ポアンカレ予想」で知られるほか、数理物理学や天体力学にも大きな貢献を果たしました。『科学と仮説』は、科学的な方法論や事象のとらえ方についてのポアンカレの考え方を述べた書籍です。 科学者たちは、実験や観測によって得られた事実をもとに一般化を行い、さまざまな理論を構築してきました。このような営みは、いわゆる自然科学だけでなく、学問のさまざまな分野で行われます。しかし、有限個の実験・観測結果に整合する一般化はひとつだけとは限りません。あらゆる一般化はそれぞれ一つの仮説であり、その仮説は実験や観測によって繰り返し検証される必要があります。その検証を経てなお整合性を否定されなかった仮説は、理論として受け入れられます。 仮説が検証に堪えられなかった場合、その仮説はあきらめて、別の仮
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2017年3月) 京の七口(きょうのななくち)とは、京都につながる街道の代表的な出入口の総称として用いられる。七口として示される出入口の場所および名称は史料によっても異なり、定まっていない。 七口の由来[編集] 京の出入口を表す言葉としての「口」は、鎌倉時代後半から使われていた[1]ようであるが、室町時代になるとその出入口を始めとして、幕府、寺社、朝廷(公家)などさまざまな主体が、「七口の関」と称される関(関所)を設け、関銭(通行料)を徴収するようになったため、記録に関として「口」がみられるようになる。その記録を見ると、幕府や朝廷が設置した関の数を7つとするものが見られる。例えば、『建内記』によると、室町時代半ばの永享13年/嘉吉元年(1441年)に朝廷は御厨
マルクス経済学(マル経)を教える講座の閉講が近年、全国の大学で相次いでいる。ソ連崩壊と共産主義の退潮以降、マル経を学ぼうとする学生数が激減。後進の指導に当たる研究者の高齢化と退官によって、マル経を専門にする若手研究者が不足しているという。 美富士大学経済学部(山梨県)では今年、これまで30年余り続けてきた「マルクス基礎」の開講を断念した。長年授業を担当していた教官が昨年退官し、引き継ぎができなかったためだ。「昨年の受講者は1人。しかも、コメディの基礎を教えてくれる授業だと勘違いして履修したと聞いています」と、学部長の外間氏は話す。 資本家による搾取の構造を分析し、神格化までされた思想家カール・マルクスも、共産主義の退潮以降、その知名度は右肩下がりだ。肖像写真を見て「髭男爵」「オフシーズンのサンタクロース」などと答える学生もいたという。 アベノミクスによって、いざなぎ超えの景気拡大や、高い就
京都市の町名に関して、変更になったこと、存在する、存在しないこと等に関する証明です。 1 分区、編入により町名が変更になったことに関する証明 2 同一町であることの証明 3 町が京都市条例上存在することの証明 4 〃 しないことの証明 ※ 上記以外の町名に関する証明については、個別に地域自治推進室に電話等で御相談ください。 また、上記の証明についても内容によっては発行できない場合があります。 ※ 証明できるのは町名のみです。地番については法務局の登記簿等で御確認ください。 ※ 区画整理による「町名地番変更証明書」の発行については、市街地整備課(075-222-3580)にお問い合わせ ください。 ※ 山科区東野井ノ上町における昭和59年2月1日付けの町名地番変更に関する「町名地番変更証明書」については、 地域自治推進室で発行することができます。詳細は電話等でお問い
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