"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。 古生物の存在を世に確信させた大発見 1799年の今日(5月21日)、古生物学者のメアリー・アニング(Mary Anning、1799-1847)が誕生しました。 イングランド南西部・ドーセットに生まれたアニングは、アマチュアの化石収集家であった父親の影響で古生物の魅力を知り、子供のころから父と一緒に海岸で化石を拾ったりしていました。12歳の頃、彼女は魚竜(イルカのような海棲の爬虫類)のイクチオサウルスの全身骨格を発見し、学術界にも名が知られるようになりました。 10年後の1821年、アニングは首長竜の一種・プレシオサウルスの全身骨格を発見し、学界にセンセーションを巻き起こしました。しかし、常識からかけ離れた姿から、捏造ではないかと疑う識者も多くいたそうです。
<生物の細胞内にあるDNAの塩基は、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類と考えられているが、特殊な塩基を含んだDNAを持つウイルスが多数いることが発見された> 生物の細胞内にあるDNA(デオキシリボ核酸)の塩基は、一般に、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類と考えられている。しかしこのほど、アデニンの代わりに「2-アミノアデノシン(Z)」を組み込むDNAを持つウイルスについて、3本の研究論文が学術雑誌「サイエンス」で相次いで発表された。この特殊なDNAは「Zゲノム」と呼ばれている。 「Z・T・G・C」のDNAを持つウイルスが発見 1977年、アデニンが存在しない代わりに「2-アミノアデノシン」を含むDNAを持つシアノファージ(藍藻に感染するウイルス)「S-2L」が初めて発見された。通常は「A・T・G・C」からなるDNAをもつが
大平 正芳(おおひら まさよし、1910年〈明治43年〉3月12日 - 1980年〈昭和55年〉6月12日)は、日本の大蔵官僚、政治家。位階は正二位。勲等は大勲位。 池田勇人の秘書官を経て政界に進出。宏池会会長として三角大福中の一角を占め、田中角栄内閣の外相として日中国交正常化に貢献。四十日抗争やハプニング解散で消耗し、選挙中に首相在任のまま死去。「アーウー宰相」や「讃岐の鈍牛」の異名がある。 衆議院議員(11期)、内閣官房長官(第21・22代)、外務大臣(第85・86・95・96代)、通商産業大臣(第29代)、大蔵大臣(第79・80代)、内閣総理大臣(第68・69代)を歴任。首相就任までに椎名裁定、三木おろし、大福密約といった苦難があり、田園都市構想や一般消費税構想は実現しなかった。読書家、クリスチャン(聖公会)として知られ、「戦後政界指折りの知性派」との評もある。 生涯[編集] 生い立
システム開発が大幅に遅延し、サービス計画が頓挫したとして、野村ホールディングス(HD)と野村証券が日本IBMを相手取って計約36億円の損害賠償を求めた裁判。2019年3月の一審東京地裁判決では一部の請求を認め、日本IBMに約16億円の支払いを命じた。 だが、2021年4月21日の控訴審判決で東京高裁(野山宏裁判長)は一審判決を変更し、野村側の請求を棄却した。なぜ一審判決が覆され、野村2社が逆転敗訴となったのか。約90ページに及ぶ判決文から控訴審判決の経緯を読み解く。 プロジェクト遅延の原因は野村側と認定 訴訟の対象となったシステム開発プロジェクトの始まりは2010年。野村2社は、個人が資産運用を証券会社に一任する金融サービス「ラップ口座」向けフロントシステムの開発を日本IBMに委託。スイスの金融系ソフト大手テメノス(Temenos)が開発したパッケージソフト「Wealth Manager」
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