2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場建設の地盤改良工事に従事していた都内の建設会社勤務で入社1年目の男性社員=当時(23)=が今年3月に自殺したのは、残業が月200時間を超えるなど過重労働が原因として、遺族が労災を申請したことが20日、分かった。代理人の川人博弁護士が記者会見し明らかにした。 新国立競技場は総工費膨張で旧計画が白紙撤回されたため、昨年12月に当初予定より1年余り遅れて着工、急ピッチで工事が進んでいる。川人弁護士は「作業日程が極めて厳しかった。国家的行事だからといって労働者の命が犠牲になってはならない」と強調した。 川人弁護士によると、男性は大学卒業後の昨年4月、都内の建設会社に入社、同年12月中旬から地盤改良工事の作業管理に従事していた。今年3月2日、会社に「今日は休む」と連絡した後行方が分からなくなり、4月15日に長野県内で遺体が見つかっ
北海道函館市で26日に開催された「2016函館マラソン」(函館市など主催)で、フルマラソン50歳代男子とハーフマラソン70歳代男子の各部門の優勝者が規定コースを走らなかったとして、実行委員会が2人の記録を削除し、優勝を取り消したことが30日、分かった。2人に確認した結果、不正を認めたという。 実行委によると、27日に出場者からタイムについて疑問の声が上がり、記録を精査。50歳代男子の優勝者は5、20キロ地点以外の通過記録がなく、70歳代男子の優勝者は発着点以外の記録がないことが判明した。 50歳代男子の優勝者は「体調不良になり、途中からハーフのコースを走った」と不正を認め、優勝者に贈られるメダルも「失格だと思っていた」と受け取らなかった。70歳代男子の優勝者は全コースを走らなかったことを認めたが、詳細を明らかにしていないという。メダルは受け取っていた。 実行委は29日に記録の削除を公表。2
絶滅の恐れがあり、国の天然記念物に指定されている淡水魚「ミヤコタナゴ」を譲り受けるなどしたとして、警視庁は14日、種の保存法と文化財保護法違反の疑いで、東京都荒川区の男性会社役員(60)ら3人を書類送検した。 男性がミヤコタナゴを1000匹以上に繁殖させ「増えすぎた」と文化庁に連絡して発覚した。 書類送検容疑は、2012年5月、国の許可を受けずにミヤコタナゴ28匹を無償で知人から譲り受けるなどした疑い。 警視庁によると、「貴重な魚だったので繁殖に夢中になった」と容疑を認めている。 男性は趣味で魚を飼育。専門書を買うなどして、約1年かけて28匹を1000匹以上に繁殖させた。13年7月、男性が「ミヤコタナゴが増えすぎた」と文化庁に連絡した。 ミヤコタナゴは、繁殖が難しく、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。文化庁の職員は「どうやって育てたのか知りたい」と話しているという。(共同)
歌手やテレビ司会者として人気のタレント、やしきたかじん(本名・家鋪隆仁=やしき・たかじん)さんが死去していたことが7日、わかった。64歳だった。昨年3月、食道がんの治療に伴う休養から1年2カ月ぶりに復帰したが、その後再び体調不良を理由に休養していた。 やしきさんは、京都を拠点にシンガーソングライターとして活動を開始し、昭和51年に「ゆめいらんかね」などでデビュー。59年の「あんた」、61年の「やっぱ好きやねん」がヒット、脚光を浴びた。 また、機転の速さと歯に衣きせぬ発言からテレビやラジオ番組で活躍。出演番組はいずれも注目が高くなることから“浪花の視聴率男“の異名をとった。現在も関西テレビ系「たかじん胸いっぱい」、読売テレビ系「たかじんのそこまで言って委員会」、テレビ大阪系「たかじんNOマネー」のレギュラー番組を持つ。 一方で、一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」の理事長として大阪復権へ向
NHKは17日、総合テレビで日曜朝放送している「週刊こどもニュース」について、12月19日をもって終了すると発表した。 「こどもニュースといいながら、実際の視聴者は高齢者が圧倒的に多い」(日向英実放送総局長)が理由。後継番組として、来年1月15日(土曜日)から新たな解説番組「ニュース 深読み」をスタートさせる。 「週刊こどもニュース」は、1994年4月に放送開始。小学校高学年から中学生を対象に、1週間に起きた出来事などを、「お父さん」役を務めるNHK解説委員が家族に分かりやすく説明するという設定。初代お父さん役は現在ジャーナリストとして活躍している池上彰さんが務めた。 NHKは、新番組について「丁寧に伝えるというコンセプトは引き継ぎ、家族で見られるような内容にしたい」としている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く