はじめに 今回から「データ発見隊」と題して、さまざまなデータやアルゴリズムの活用に関する話題を連載させていただきます。今回は、ファイルやWebページのアクセスパターンの活用について考えたいと思います。 ファイルの属性 ファイルシステム上にはさまざまな種類のファイルが混在しているため管理が難しいものです。たとえばRuby on Railsでサイトを構築する場合、HTMLファイル、プログラムファイル、ライブラリ、各種設定ファイル、データベース、ログファイルなど、さまざまなファイルが使われます。また、Ruby on Railsが自動的に生成するソースファイルもあれば、ユーザが自力で作成するソースファイルもあります。これらごちゃまぜなファイルを適切にバージョン管理やバックアップすることは簡単ではありません。 しかもUNIXやWindowsのファイルシステムは、ファイルの大きさ、作成時刻、最終アクセ
![第1回 アクセスパターンの活用 | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2fb50695765d8ba33b7e099aa4631d8cb955460c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2010%2F614_data-discovery.png)