「あれ,去年の報告書データ,どこに保存したんだっけ?こっちのサーバーか,いや,こっちかな」。明日の会議で使うプレゼン資料作りに欠かせないデータがなかなか見付からない。誰しも,1度や2度はこんな経験をしたことがあるだろう。そんなとき,社内システムにもGoogleのような検索の仕組みがあれば話は早い。それが「エンタープライズ・サーチ」だ。やみくもにフォルダやファイルを開いて内容を確認する必要はなくなる。ただし,使いやすい仕組みにするには,適切なシステム設計と継続的なチューニングが欠かせない。 第1回 社内版“Google”の正しい作り方 第2回 役割は文書の分析・索引・ランキング 第3回 アクセス制御の手法で応答性能が変化 第4回 製品選択のイロハを知る 第5回 ライセンス体系次第でコストが激変