Published 2022/03/25 20:33 (JST) Updated 2022/03/25 20:43 (JST) 野田聖子男女共同参画担当相は25日、内閣府が同日公表した選択的夫婦別姓制度に関する世論調査で、回答者の半数近くを60代以上が占めていることに対し「現実とかけ離れている」と批判した。都内で記者団に語った。公表された政府の調査に対し、閣僚が批判を表明するのは異例。 世論調査は内閣府が公表、法務省が設問を作成。若い世代では制度導入に肯定的な傾向がみられたが、全体では28.9%と、前回2017年の42.5%から激減した。野田氏は「自分事として考える人はこれから結婚する人たち」と、若い世代の考えが反映されていないと疑問を呈した。