拝啓、これから働く君へ。 この文章はそこそこ長い。だから倒叙(とうじょ)ミステリーのように、先にたどり着く結論を言ってしまおう。 君が思っているよりもずっと、やりたいことを仕事にすることはできる。 理由は簡単。まだ君は、仕事と呼ばれるものの範囲の広さと多様さと自由を知らないから。この結論に向かって、なるべく退屈にさせないよう、僕があがいてきた日々とともに、この文章は疾走していく。 映画や音楽好き、あるいはミュージカルやアニメのオタクなら、映画館「立川シネマシティ」の名前を小耳に挟んだことくらいはあるかもしれない。 【極上音響上映】とか【極上爆音上映】とか、「宣伝メールが怪文書だ」とか、「ポップコーンがマズい」とか、「ホットドッグはウマい」とか良い評判から悪い評判まで、検索すれば思いのほかたくさんの結果が見られるはずだ。僕はそこの企画担当、遠山武志。 たくさんの愛してくれる人と、大嫌いな人が
運動嫌いのライター・地主恵亮さんが、人生100年時代に備え、話題の美容・健康スポット「トランポリンフィットネス」に挑戦。45分間音楽に合わせ体を動かし、全身の筋肉を使います。 学生の頃は、体育の授業や部活で多少なりとも運動する機会がつくられていたように思う。ただ、社会人になると、意識しなければ運動する機会が激減する。もっともこれを書いている私、ライターの地主恵亮は中学高校とずっと帰宅部で、一度たりとも運動部に入ったことはない。体育の授業で、ギリ運動していた程度だ。 そんな、とにかく運動を避けて生きてきた私が、フルマラソンに挑戦したのは2018年のことだ。さすがに30を過ぎてくると、体力の衰えを感じる。運動から目を背け続けるのはだめだ、運動しなければ……という思いからだった。 ……壮絶だった。膝は痛くなるし、足の爪は剥がれるし、筋肉痛もする。また練習のランニングではタイムを気にするので、スト
まつもとりーがmod_mrubyを開発した理由 - 解決すべき課題は研究ではなく、実運用の中にあり 多くのエンジニアから、そのアウトプットが注目される「まつもとりー」こと松本亮介さん。自身のOSS開発の裏側にある研究と開発の関係性を聞きました。 「研究したいと思ったことと、企業で必要とされる課題解決にギャップを感じた」 インターネット基盤技術の“研究者”として広く知られる、まつもとりーこと松本亮介(まつもと・りょうすけ/ @matsumotory )さんは、過去を振り返って、こう語ります。 多くのエンジニアの注目を集め、そして多くのエンジニアをインスパイアし続けるまつもとりーさんですが、アウトプットへと至る根源には、常に「現場で直面した課題」があるといいます。では、mod_mruby / ngx_mrubyといった広く使われるOSSの根源にあったものとは一体なんでしょうか。 オープンソース
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