どんな痛い目に遭わされても、「二度と男性とお付き合いするものか」と、今の私は思わない。 そう思っていた時期もある。「男性」という性質そのものに憎しみと恐れを抱いていた時期が。けれど、ずっとずっとそうした思いを抱えながら生きてきて、「悪いのは男性という性質ではなく、加害者という性質」ということだと、思い知った。優しい男性だっているし、酷いことをする女性だっている。性別じゃない、人間性なんだ。 疑心を手放して人を信じることは、何とも心地が良い。人間性なんて、ひと目見てわかるようなものではないので、痛い目を見ることも当然ある。この人は私利私欲のためになんて酷いことをするんだろう、と思う人も、いる。酒池肉林は決して幸福ではなく最上級の快楽でしかないと思うのだけれど、未だにそれを最上級の幸福だと信じてやまない人が多くいて、そうした人たちは、人から奪っても幸せになれると思っているのだろう。簡単に奪いに
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