東洋医学の病状診断はかなり職人芸な世界だ。 たとえば脈診。手首の脈で体の状態を判断するもので、妊婦さんの脈はコロンコロンと玉が転がるような感触だったり、風邪のひきはじめは触ると感じるけど強めに押すと脈が消えたりするので、それを感じ取らなくてはいけない。 しかも脈診の凄いところは、脈の打ち方を整えて体を治すという点にある。 凄腕針灸師になると腰痛や頭痛に捻挫まで脈状の変化によって治療してしまう。 ぼくには難しすぎる世界で、脈診は早々に諦めた。 天才はあきらめた (朝日文庫) 【アマゾンで探す】【楽天で探す】 遠隔気功治療と脈診のみの治療家はもはや神様レベルの存在だ。 脈診よりは分かりやすい舌診 舌診は舌の形状や色によって病状を判断する。 これは見た目で判断するものだから脈診よりは分かりやすい。 舌の形で判断する一例として、舌のふちにガタガタの跡があるとストレスを受けていると診断する。その理由
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