2019年5月3日のブックマーク (1件)

  • <野球小説>白球の“リアル”【第19話】「負けじゃない」の巻 ~ ちばあきお原作『プレイボール』もう一つの続編 ~ - 南風の記憶

    ※前回<第18話「イガラシ対西将バッテリー」の巻>へのリンクは、こちらです。 stand16.hatenablog.com 第19話「負けじゃない」の巻 島田が、やや体勢を崩しながら、七球目に投じられたカーブを打ち返した。西将学園の左翼手は、半身の体勢になりながら、一歩、二歩と後退していく。 「おっ……あぁ」 墨谷ベンチから、束の間の歓声。しかしすぐにため息へと変わる。左翼手は斜めに走りながらも、まだ余裕を残し捕球した。ワンアウト、ランナーなし。 「くそぅ。あと、何メートルか横に飛んでいたらなぁ」 丸井が、悔しげに呻く。 「でも、当たりは悪くなかったです」 片瀬がいつになく、力の籠った声を発した。 「ピッチャーが竹田さんに代わって、初めてヒット性の打球ですよ」 「そ、そういやぁ」 鈴木の相槌を皮切りに、ベンチが再び沸き立つ。 「よぉしっ。いけるぞ」 「試合はここからだ。倉橋、一発かませ」

    <野球小説>白球の“リアル”【第19話】「負けじゃない」の巻 ~ ちばあきお原作『プレイボール』もう一つの続編 ~ - 南風の記憶
    yukiMynn
    yukiMynn 2019/05/03
    半田wwwというのは置いといて。甲子園で、墨谷「のような」ではなく、墨谷そのものとの闘いになって欲しいです。