コピー機やスキャナで取り込んだ書類は原本と100%まったく同じ内容になるはず。しかし、最近のスキャナでは画像をより美しく圧縮するアルゴリズムが誤作動し、原稿の中の数字を勝手に書き換えてしまうという恐ろしいエラーが起こるのだそうです。 問題が発覚したのは、こちらの建築図面をスキャンして画像化した時のこと。 一番上の欄の3つが元の画像です。二段目はXerox WorkCentre 7535。三段目以降はXerox WorkCentre 7556でスキャンしたものです。赤丸がエラー位置。単なるスキャンつぶれではなく、明らかに違う数字に書き換えられているのが分かります。7535では毎回同じ位置にエラー、7556ではランダムな位置にエラーが出ました。 こちらは「6」が「8」になっているのが、よりはっきりとわかります。 ランダムな数字で検証した結果がこちら。 多くの白黒コピー機/スキャナでは元原稿を画
統計や実証を通してソフトウェア工学を研究していく、それが「エンピリカルソフトウェア工学」(Empirical Software Engineering、実証的ソフトウェア工学)です。「第一回エンピリカルソフトウェア工学研究会」が、12月10日に都内で開催されました。 基調講演では、マイクロソフトリサーチで研究をしているDr. Thomas Zimmermann氏が登壇。開発組織の構造がソフトウェアにどう影響するのか、バグ報告書やバグ報告者と修正されるバグの優先順位の関係、そしてエンピリカルソフトウェア工学という「データ指向のソフトウェア工学」を、どのようにソフトウェア開発における意志決定に役立ていくのか、といった内容の講演でした。 開発組織の構造がソフトウェア品質に及ぼす影響は? マイクロソフトリサーチのDr. Thomas Zimmermann氏。 今日はいくつかのテーマについて紹介した
コーディングルールに従っていないステートメントの多い部分、ドキュメント中の書式に従っていないものが多い部分にはバグが潜んでいる可能性が高いという報告や研究結果がいくつか報告されている。全面的にそれを支持するものではないが、たとえばこの論文では、MISRA Cによるコーディングルール違反と不具合の関係を報告している。 規模の大きいソフトウェアで、複数の担当者がいる場合、長年保守されていて、あるバージョンで特定の担当者が変更した部分がある場合に、欠陥を混入してしまうことがあるためだ。これらの欠陥は時間が足りなかったり、スキルが足りなかったりしたことを示していることが多い。それらを原因とする、より深刻な欠陥が潜んでいる場合が多いことが経験的に示されている。 だからといって、コーディングルールに従っていない部分だけをルールに従うよう書きかえたり、ドキュメントを書式に従って書き直ししたからといって、
下に表示されている文字を入力してください 申し訳ありませんが、お客様がロボットでないことを確認させていただく必要があります。最良のかたちでアクセスしていただくために、お使いのブラウザがクッキーを受け入れていることをご確認ください。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く