個人の金融資産を「貯蓄」から「投資」へ 岸田総理大臣が掲げる「新しい資本主義」の実行計画の中で示されました。日本は、欧米と比べて「貯蓄はしても、投資は少ない」と言われてきました。実際はどうなのか、調べてみました。 日本の家庭「貯蓄」の比重 50%超 家計の金融資産のうち、 ▽「現金・預金」の占める割合は54%余りと半分を超え ▽「保険・年金・定型保証」が27%余り ▽「株式等」は10%などとなっています。 これに対して、アメリカの「現金・預金」は13%余り、ユーロ圏は34%余りとなっています。 これをみると、日本の家庭において「貯蓄」の比重が高いことが分かります。 ※日本銀行調査統計局(2021年8月公表)