『ハックされる民主主義』(土屋大洋&川口貴久編、千倉書房)読了。 土屋大洋、川口貴久、加茂具樹、湯淺墾道、藤村厚夫、会田弘嗣という豪華メンバーによる選挙介入を中心とした民主主義へのデジタル影響工作についての本である。終わりには日本の選挙干渉の分析や提言も書かれている。 執筆者のひとりである藤村厚夫さんからご恵投いただいた。ありがとうございます。 日頃、私が関心を持っているテーマを違う視点で整理しているので、興味深く、学ぶべきところもたくさんあった。 ●本書の概要本書は下記の9章で構成されている。 1章 2つのハードランドを巡る戦い(序章) 土屋大洋地政学的な視点から本書のテーマを位置づけて紹介している。 2章 外国政府による選挙干渉とディスインフォメーション 川口貴久外国政府からの選挙干渉について、2020年の米大統領選を例にあげて解説。 台湾での対策の状況を紹介し、日本が学ぶべき点と学ぶ
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