『ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント』(藤田勝利著、日本実業出版社)の著者は、30歳で経営大学院への留学を決意したという人物。カリフォルニアのクレアモント大学院大学に所属する「ドラッカー・スクール」に単身・私費で進み、ピーター・ドラッカーおよびその思想を受け継ぐMBA教授陣からマネジメント理論を学んだそうです。 そして「ドラッカーの名こそ聞いたことはあるものの、その考え方についてはほぼ無知な状態だった」という当時の著者は、偶然知ったドラッカー・スクールの学校紹介に強く共感したのだとか。 「我々はビジネス・スクールではなく、マネジメント・スクールである」 「Efficient(効率的、手際のよい)であるだけでなく、Effective(効果的、心に残る)である組織のリーダーを育てることが我が校の使命である」 (いずれも2ページより) そんなドラッカー・スクールの考え方に基づいて書か