働き方や自己表現の手段が格段に増えた現代において、「好きなことを仕事にする」とはいったいどういう意味を持つのか? クラシックピアニストの清塚信也(39)と、自身のユニットCreepy Nutsやトラックメイカーとしての音楽活動で知られるDJ松永(31)。ともに音楽活動を軸にしながら、テレビやラジオなどへ自由に活動の領域を広げてきた。ふたりは、好きなことを仕事にする喜びと、同時にのしかかるプレッシャーをどう感じているのか。(取材・文:鈴木絵美里/撮影:西田優太/編集=伊藤 駿(ノオト)/Yahoo!ニュース オリジナル RED Chair編集部、文中敬称略) 日本人男性クラシックピアニストとしては史上初の、日本武道館公演を2019年夏に開催した清塚信也。そして2020年11月、同じく武道館公演を2日間にわたり開催したCreepy NutsのDJ松永。ふたりの出会いは清塚がMCの音楽番組だが、
