2010年05月17日10:41 カテゴリネット 電子書籍は一体誰が恐れているのか 4 今週はいろいろと忙しかったので、少し間が空いてしまった。電子書籍を考える4回目である。 電子書籍の話をする上で、マンガの話はやはり外せないだろう。出版不況と言われる中で、唯一成長しているのが、ケータイマンガ市場である。ケータイで閲覧する電子コミックは03年頃に立ち上がり、本格的に認知度が高まったのが07年頃の事である。09年にはすでに頭を打ったというデータもあるようだが、未だ出版では期待の新星であることには間違いない。ケータイ向け電子書籍の売り上げのうち、約8割がコミックであるという。 ただ、ケータイマンガは1コマずつを切り出して閲覧するため、コマ割りによる誌面表現が伝わらないというデメリットがあり、本格的な「マンガ読み」さんからは批判的に見られることもあるようだ。 こないだiPod TouchでeBo