バッチ・ファイルの強化 -- No.1 setコマンドで環境変数を確認 条件分岐と環境変数を駆使して複雑な処理をバッチ化する 今回は個別のネットワーク・コマンドの使い方を覚えるのではなく,コマンドを便利に使うためにバッチ・ファイルを活用するテクニックを紹介しよう。 バッチ・ファイルは1行に1個のコマンドを記述しておくと,上から順番に処理されるのが基本動作だ。ただし,特定の条件に合致したときだけコマンドを実行したり,別の処理にジャンプするような条件分岐文を記述することもできる。また,日付や時刻のようにバッチ・ファイルを実行した時間,あるいはコンピュータ名のように実行したパソコンの環境によって変化する値を呼び出して,その値を引数にしてコマンドを実行することもできる。こうした機能を使えば,より複雑な処理をバッチ化できる。 多くの環境変数がセットされている まずは,利用環境などによって変化する値を
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