レッドブルは2006年から続いていたルノーとの関係を解消し、2019年からホンダPUを搭載することとなった。これにより、昨年までホンダと提携していたマクラーレンのように、レッドブルはホンダのワークスチームという立場を手に入れるとみられていた。 マクラーレンはホンダPUの単独供給を受けていたため、2019年からはスーパーアグリが2008年途中にF1撤退して以来初めて、ホンダは2チームにエンジン(PU)供給をすることになる。 ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、レッドブルとトロロッソの関係について、次のように語った。 「現行のレギュレーションでは、PUを供給する全チームに同一仕様のPUを供給しなければいけません。ですからマニュファクチャラーの立場から見て、どちらかのチームをワークス、どちらかをカスタマーと決めるのは理にかなっていません」 「その意味で、今回の契約は3者が対等な位置に置かれて
レッドブルとホンダがパワーユニット供給契約を発表したことに対し、ルノーが声明を発表。「ワークスチームに注力」と語った。 2005年からF1への参戦を開始したレッドブル・レーシングは、その3シーズン目となる2007年からルノー製エンジンを搭載。以後今季まで、一貫して同社のエンジン(パワーユニット)を使ってきた。しかし来季からは、ホンダ製パワーユニットに換装。レッドブル・レーシングは新時代を迎えることになる。 レッドブルと袂を別つことになったルノーは、今回の発表に際し、次のようにコメントを発表した。 「ルノー・スポール・レーシングは、レッドブル・レーシングとホンダのパートナーシップ発表を受け入れる」 「ルノーがワークスチームとしての参戦を復活させてから2年、ルノーとレッドブル・レーシングそれぞれの強い願望を考慮すれば、これは自然な進化であると我々は考えている」 「非常に厳しく、そして激しい競争
FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、ウッドチャックの侵入を完全に排除するのは不可能だったと語った。 ジル・ビルヌーブ・サーキットでのカナダGPは、1978年の初開催以降毎年のように、コース上にウッドチャックなどの小動物が侵入する事例が起きている。そして、何度か実際にマシンとの接触事故を起こしている。 今年のカナダGPでも、ハースのロマン・グロージャンが金曜日のフリー走行でウッドチャックと接触。ノーズを損傷するダメージを負った。そのセッション直前にはウッドチャックがコース脇にいるのが国際映像に捉えられていた。にもかかわらず、ウッドチャックをその場所から排除しなかったことに対して、グロージャンは不満を募らせている。 「ターン13に動物がいるのが、セッション開始前にテレビで映っていたから、少し残念だ」 そうグロージャンは語った。 「それは僕が動物に当たった場所だ。僕は彼
開幕戦のオーストラリアGPや、バルセロナでのスペインGPは、オーバーテイクの少ないまるで行列のようなレースになってしまった。現代のハイダウンフォースなF1マシンでは、接近して走ることができずオーバーテイクが難しいということを強調している。 F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンが率いる特別チームがこの問題を詳細に分析し、解決策をチームに提案。それらの対策はチームによってさらなる分析が行われた。そして、レッドブルなどいくつかのチームの反対があったものの、2019年に向けて空力のレギュレーションを変更する方向で合意した。2021年にレギュレーション一新の機会はあるが、来季もこれを微調整し短期的な解決を図るのが狙いだ。 今後は、FIA世界モータースポーツ評議会で承認を得てから、2019年のレギュレーションに変更が正式に採用されることになる。レギュレーションの再変更には、各F1チーム
2010年代前半のF1では、ディフューザーへ排気ガスを吹き付け、マシンの空力性能を向上させるブロウン・ディフューザーが流行。しかしその後、ディフューザーの効果に影響しないよう、排気管の場所がレギュレーションで規定され、マシン後部の衝撃吸収構造の上、1カ所に集約された。 しかし今シーズン、ルノーがリヤウイングへ排気を吹きつけようと、レギュレーションに許されている範囲で排気管を上に傾けたことで、再びエキゾースト・ブローイングが注目を浴びた。 さらに、この分野の開発に熱心なフェラーリが、セバスチャン・ベッテルのステアリングホイールに謎のパドルを追加したことで議論は加熱。このパドルがエンジンマップの変更に使われているのではないかと疑われているのだ。 これに対しFIAは、アゼルバイジャンGPを前に取り締まりを強化することを決めたようだ。シングルシーター部門の技術責任者であるニコラス・トンバジスはチー
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