米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、米Googleを傘下に持つアルファベットは、同社が提供するWebブラウザ「Chrome」において、特定の広告をブロックする機能の導入を検討しているという(Googleはこの件についてコメントを控えている)。 具体的にはポップアップ広告、音声付きの自動再生型動画広告、カウントダウンタイマーを表示する形式の広告などが該当する。 これらの形式の広告はネット閲覧時に邪魔になることも多く、一部のユーザーに不快感を与えることは間違いない。にも関わらず、こうした広告が多用されているのは、クリック率が高いことの裏返しでもあり、広告主や広告代理店にとっては魅力的なツールということになる。 広告とコンテンツについてどう折り合いを付けるのかは、ネット黎明期から続く問題だが、広告ブロックはその一つの解決策でもある。AppleはiPhoneに搭載されているWebブラウザ