本記事は JPOUG Advent Calendar 2017 の1日目です。 Oracle Database でテーブルのデータを外部に出力するには Data Pump を使うことが一般的ですが、外部システムとデータ連係する場合には CSV 形式のフォーマットで行うことが多いと思います。そこで 2017 年現在だったら CSV 形式の出力にどのような方法があるのか試したときのメモになります。 環境 今回は Oracle Database 12.1.0.2 のプラガブルデータベース(PDB)の SCOTT スキーマの EMP テーブルをエクスポートする場合を想定します。 スキーマは Database 付属のサンプルスキーマ作成スクリプト(utlsampl.sql)で作成します。 $ export TWO_TASK=localhost/pdb $ sqlplus system '@?/rdb