FSMを十分大きくすれば安心だと思うかもしれませんが、むやみにFSMのサイズを増やすと、FSMを検索するオーバーヘッドのためにかえってパフォーマンスが低下します。10000程度なら問題ありませんが、数十万まで増やすとCPUの性能が低い場合はパフォーマンスへの悪影響が目立ってきます。FSMは10000程度でも足りるように、VACUUMの頻度を決めていく方法がお勧めです。 また、更新の量によっても必要なFSMの量は変化するので、運用していくうちに一度決めたFSMやVACUUM頻度が実情に合わなくなることもあります。できれば1日に1回程度「vacummdb -a -v」を実行し、FSMが足りているかどうか確認しましょう。FSMが不足している場合は、VACUUM FULLを実行して回収されなくなっている不要領域を解消し、FSMやVACUUM間隔の設定を見直します。 VACUUM はテーブルを指定し